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2005年2月 8日 (火)

NHK FM のオペラ放送

20050208huyugareJP日曜の夜に教育TVでヤコプス指揮の「フィガロの結婚」が放送されました。例によってハイライトでがっかりだったのですが、それにしてもカットする部分、音楽が終わるといきなり無音になってストーリー説明のテロップが入るというの、なんとか出来ないものでしょうか。
たとえばレシタティーヴォを流しながら、歌詞の翻訳は入れずに代わりにストーリー説明をスーパーで入れるとか。
ハイライト自体をやめて教育TVでも全曲を放送してほしいのはもちろんですが、どうしてもしょうがないならせめて感興を削がない程度には工夫してほしいものです。

さていつも読ませていただいているYUKIさんのブログで最近のNHKのオペラ放送の少なさが話題になっています。
そこで30年前のFM放送ではどうだったかを、調べてみました。1月の放送はこんなでした。

1975年1月5日(日)オペラ・アワー
ミュンヘンのバイエル国立歌劇場のライヴで「ファルスタッフ」ドイツ語訳上演。サヴァリッシュ指揮、フィッシャー=ディースカウ、キルシュシュタイン、グリスト他。
1月日曜日の夜はザルツブルク音楽祭シリーズで、まずルードウィヒのリサイタルのライヴ。

1月12日(日)オペラ・アワー
バイエルン国立歌劇場のライヴで「サロメ」。ケンペ指揮、リザネック、ヴァルナイ、ホップ、ライフ・ロア他。
夜はテレサ・ツィリス=ガラのリサイタルのライヴ。

1月19日(日)
オペラ放送はなく、夜にプライのオール・R・シュトラウスのリサイタルのライヴ。

1月26日(日)オペラ・アワー
ビゼーの「奇蹟博士」、アントニオ・デ・アルメイダ指揮。詳細不明。
その後LPでショルティ指揮の「ラ・ボエーム」、カバリエ、ドミンゴ。
この日の夜にはゲッダのリサイタルのライヴ。

今のFM放送とはずいぶん違いますね。

スカラ座初来日の時(1981年)には全演目をTVとFMで放送(アバドの「シモン・ボッカネグラ」「セビリャの理髪師」クライバーの「オテロ」「ボエーム」。それにアバドのヴェルレクなどコンサートも)しましたが、今はありえないことなんでしょうね。
もっとも今のスカラ座はとても手が出ないほど放映権料が高額になっているという話も聞こえてくるので、必ずしもNHKが不熱心になったせいだけじゃなさそうですが。

写真:仙台市内

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コメント

うーん、よりどりみどりですね(^o^)
自分が関心を持って見聞きするようになってからは、殆ど公共放送には頼れませんでした^^;

一度だけ頑張って聴いたのは、ティーレマンの『トリスタン』byウィーンライブでしたけど、結果的にこれもCD発売されましたよね?

音だけにしろ、映像だけにしろ、商品化されるものとそうでないものの『線引き』は明確なのでしょうか??

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005年2月 8日 (火) 06:43

NHKカット版といえば、パルマのヴェルディガラ、あれにはあきれてしまいました。
番組表にはハイライト版という記載はなかったです。でも時間が短いので怪しいとはおもってました。
ライモンディがカットされたという個人的怨みではないですよ。放送時にはすでに海外ではDVDがリリースされていて、私は買っていましたから。
カットされたのは、ライモンディ以外にもカレーラス、デ・ヴィーアでしたか。
(ドミンゴもカットしていれば許してもいいですよ)
ライモンディの場合は、フィナーレがファルスタッフのフィナーレでしたから、そこはカットするわけにいかなかったようで、完全カットはできなかったのですが。
そのあと、CSが、「うちは、完全版放送するよ!待っててね!」とオペラファンが集まっている掲示板でも宣伝。
そうしたら、なんとその後、BSでも完全版を放送したんですよ。どうなっているか?これって、貴重な放送時間の無駄遣いじゃないの?
BSカット版→CS完全版→BS完全版 という流れです。

投稿: keyaki | 2005年2月 8日 (火) 11:01

あの頃はライヴだけでなくLPのオペラ全曲盤もどんどん放送されていたんですね。2月にはカラヤンとフレーニの「蝶々夫人」、ベームの「後宮」、ムーティの「アイーダ」(いずれもLP)などが放送されています。
当時、学生だった私は、そうそうオペラ全曲盤は買えないので、NHK FMが有り難かったですね。
今NHKの存在を「有り難い」と思う人がどれだけいるか・・・

最近のFM放送だと、スカラ座再開記念のサリエリのオペラ(ムーティ指揮、サッバティーニ、バルチェッローナ他)が印象に残りましが、これもCDかDVDのいずれかで発売される可能性が高いでしょうし。

音についてはメイジャー・レーベルはどこも厳しいので、余程の売り上げがみこめるものじゃないとCD化しない傾向のようですね。
映像の線引き基準は分かりません。かなり凝った演目で特にスターもいないというものも出てますよね。私たちにとっては嬉しいことですが。

投稿: TARO | 2005年2月 8日 (火) 11:16

そう言えば!
私が怒り心頭!!!だったのは、FMでロッシーニの「湖の女」(ペーザロのロッシーニ音楽祭)が放送された時。時間の都合で、という理由で、2幕のバルチェッローナのアリアをカットしたんですよ。

カットするならせめて合唱とか、他にいくらでも適当な箇所はあるはず。しかも解説でバルチェッローナの歌唱が素晴らしく、会場は湧いたなどと話しているのです。そこまで言っておきながら、残念ですが時間の都合で割愛しますって・・・

お前ら視聴者をなめとんのか!と怒りたい所ですが、もちろんなめてるのです。

投稿: TARO | 2005年2月 8日 (火) 11:25

ヴァランシエンヌさんこんにちは。

>番組表にはハイライト版という記載はなかったです。でも時間が短いので怪しいとはおもってました。

私もこのパルマのガラのDVDの内容を知ってましたので、あの放送内容にはたまげました。でも、この放送の直後に、レコード店で、カット版放送のものとまったく同じ内容の、輸入版NTSCのDVDを発見したんです。どうも、それをそのまま放送したようです。NHKさんは・・・。完全版の存在を知らなかったのかしら?いやでも、芸術劇場のBSクラシックピックアップというコーナーで、間違いなく、カレーラスが出る、って言ったんですよ。ファンの方はさぞかしがっかりしたと思います。ファルスタッフの歌の中に混ざってるだけでしたものね・・・。

昔はスカラの引越し公演を放送したんですか・・・?ああなんて羨ましいお話でしょう・・・。オペラファンになって日の浅い私にはあずかり知れないお話ですね。

パルマのお話でピク!っときて思わす書き込んでしまいました。突然の書き込みで失礼いたしました。

投稿: りょー | 2005年2月 8日 (火) 14:32

トラックバックとリンク有難うございましたm(__)m
このNHKのFMラジオの「オペラ・アワー」懐かしいです。。。
私もルイス・リマを始めて知ったきっかけがこの番組だったんです。。。
毎週日曜日のお昼の3時頃にやっていましたよねぇ。
6日の教育TVの「フィガロの結婚」、あれもまだ観てないのですが、時間からすれば相当カットされていますねぇ。。。(-_-;)
昔は全曲で教育TVもカレーラスの「ドン・カルロ」やドミンゴ、ヌッチの「仮面舞踏会」、「ニュルンベルクの指輪」シリーズ全作全曲etc・・・やっていたのに。。。
最近は解説がやたらと多すぎるような気がします。

投稿: YUKI | 2005年2月 8日 (火) 15:24

りょーさん、いらっしゃいませ。

そうなんです、スカラ座来日公演の全演目。しかもアバド指揮のヴェルディ/レクイエムなど、2回公演があって1回目はソプラノがフレーニ、2回目がアンナ・トモワ=シントウだったのを、FMでは両方とも放送したんですよ。(テレビはトモワ=シントウの日だけ。ちなみに他の出演者は2日とも共通でヴァレンティーニ=テッラーニ、ルケッティ、ギャウロフ。)
今なら絶対に考えられないことです。残念ですが・・・

ところで、niftyのブログの仕様がちょっと分かりづらくなってるんですが、引用されたのは、ヴァランシエンヌさんじゃなくてkeyakiさんのご発言なんです。今後ともよろしくお願いします。

投稿: TARO | 2005年2月 9日 (水) 00:01

>YUKIさん

ようやくトラックバックの仕方を覚えたもんですから(笑)。
オペラ・アワーでのルイス・リマというと、やはりあの「ドン・カルロ」5幕版でしょうか?

「フィガロ」はあまりの非音楽的なぶった切り方に怒って、1幕しか見てないのですが、手紙の二重唱もスザンナと伯爵夫人のアリアもカットされてたんだとか。
オペラを全く知らない人が、ただストーリーが分かるようにという考えで編集したのかも。

投稿: TARO | 2005年2月 9日 (水) 00:09

TAROさんこんにちははじめまして。
引用を間違えたようで失礼いたしました。Keyakiさんでしたか~^-^こちらでははじめまして。あのパルマの話題は以前話題にのぼりましたよね。失礼いたしました。
曲の途中でちょん切ってテロップが入る、あの編集方法、私も苦手です。ガクンとなって鞭打ちになりそうです。キーロフの戦争と平和の教育テレビでの放送もそうでした・・・。
にしても、FMでキャストを変えて放送・・・ですか?!う、羨ましい・・・。

投稿: りょー | 2005年2月 9日 (水) 13:59

>オペラ・アワーでのルイス・リマというと、やはりあの「ドン・カルロ」5幕版でしょうか?

そうなんです~(^_^)
1989年ウイーン国立歌劇場の「ドン・カルロ」5幕版で、アバト指揮、他はライモンディ・フレーニ・ブルソン・バルツァでした。
あの頃はストーリー解説も分かりやすくしてくれて、それでノーカットで放送してくれて、配役も全部読んでくれて良い放送でした。

「フィガロ」のハイライト、昨日TAROさんのこのBLOGにカキコさせて頂いて、その後で観ました。
主要アリアやアンサンブルがカットされるのはあんまりですよねぇ。。。(-_-")
ストーリーは大事ですが、オペラは音楽も大事ですよねぇ。。。(-_-;)

投稿: YUKI | 2005年2月 9日 (水) 14:54

>りょーさん

二度目からはまあビックリしませんけど、最初にいきなり音が切れるとギクッとして心臓に悪いですよね。しかも何度出てきても慣れない。

スカラ座のヴェルレクですけど、しかも両方とも凄い名演なんです。ああいうのがNHKの倉庫に死蔵されてるのかと思うと・・・

>YUKIさん

その放送は私も聞いて、録音もしました。
アバドのイタリア語5幕版はスカラ座のも持ってますけど(M・プライス、ドミンゴ、オブラスツォワ、ネステレンコ)、歌手陣については全般的にウィーンの方が良いような気がしますね。まあ、どちらも素晴らしいんですけど。

やはり教育TVの担当者がオペラ知らないんですよ、きっと。

投稿: TARO | 2005年2月 9日 (水) 23:15

りょーさん、間違ってお声かけして下さったのも何かのご縁ですから、宜しくお願いしますね。
(守備範囲がだいぶ違うかしら?^^;でも一応、オペラファンということで・・^^;)

確かにニフティのBlog,投稿者が判別しづらいですよね・・^^;

ところでTAROさん、こんなところ(という表現も失礼ですね・・;)で恐縮ですが、私のBlogに、TAROさんのこのBlogを常駐させたいのですが・・
ご検討下さると嬉しいです。
宜しくお願いしますm(__)m

投稿: ヴァランシエンヌ | 2005年2月10日 (木) 12:50

ヴァランシエンヌさん、間違えしまって大変失礼をいたしました(>_<)こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。私はイタリアオペラとロシアオペラ(たまにフランス物も)を良く聞きますが、声が好きなことには違いありませんよね^-^またどこかでお会いする気がいたします。

TAROさん、本当に、NHKに死蔵されてるものをすべて再放送でもしてくれたら(一度買い取ったものなのでしょうから)、すごく嬉しいんですけれどね・・・。

投稿: りょー | 2005年2月10日 (木) 22:19

>ヴァランシエンヌさん

ありがとうございます。こちらこそ、ヴァランシエンヌさんのブログ、ぜひリンクさせていただきたいと思っておりました。

ということで、いま登録させていただきました。同じniftyのココログだと、更新日時まで出てくるんですね。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: TARO | 2005年2月10日 (木) 22:47

>りょーさん

イタリア・オペラとロシア・オペラがお好きなんですね。実はオペラに限らず、ロシア・東欧ものは私のウィーク・ポイントで、めったに聞かないんです。逆にフランス物は、これまたオペラに限らず大好きで。

>NHKに死蔵されてるものをすべて再放送でもしてくれたら(一度買い取ったものなのでしょうから)、すごく嬉しいんですけれどね・・・。

もしそうなったら、いま受信料支払い拒否をしてても、すぐに払いますという音楽ファンが、どっと現れるのではないかと。(甘いか?)

投稿: TARO | 2005年2月10日 (木) 22:53

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