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2005年9月 6日 (火)

N響と共演したソリストたち

20050906mgJPこの写真は我が家の朝顔なんですが、euridiceさんのお宅の朝顔は昨日突然、色がブルーからピンクに変わってしまったそうです(今日は元に戻ったそう)。理由は以下の3つのうちのどれでしょうか。

A)酸性雨のため
B)ブログで全国に紹介されたので、頬を赤らめた
C)実は朝顔じゃなくて、アジサイだった

回答(推測)はeuridiceさんの9月6日のエントリのコメント欄に。

 * * * * * * * *

さて、表題の件です。
この問題については、以前(3月8日<SONYとNHK>)にも全く同じようなことを書きましたが、しつこくまた書きたいと思います。
日曜日に表題のような番組がNHK FMで放送されました。
午後3時から6時まで、3時間枠。
放送されたのは今年前半にN響の定期公演に登場したソリストたちが演奏する協奏曲。
全部、楽章の抜粋でした。

たとえばレオニダス・カヴァコスの弾くコルンゴルトの協奏曲は、第2、第3楽章のみ。この曲の第1楽章を放送しないって、嫌がらせ?(でも誰への?)
松崎さんが演奏するシェックのホルン協奏曲も第1楽章だけ。シェックの曲なんてめったに聞けないんだから、全曲放送すればいいのに。

NHKが日曜午後の3時間枠をつかって、こんな切り貼り番組を放送するようになってからかれこれ2年ぐらいになるでしょうか。最初のうちは毎月1回、第1日曜日が切り貼り番組の日だったので、今は毎月じゃなくなっただけ、まだましになったといえるかも知れません。

あらためて抗議と疑問が一つずつあります。
抗議は作曲家と演奏者に対して失礼であること。
疑問は視聴者がはたしてこんな番組を望んでいるのかということ。

NHKがFMを音楽放送から災害時の緊急放送用のメディアに変えたいと考えているという話は、相当前から噂に出ていました。(真偽の程についてはわかりませんが。)
このためにFMの音楽ファン離れを画しているのだとすれば、それはかなり成功しているといえるでしょう。

私はmp3の音質がどうも好きになれず、めったにネット・ラジオは聞かないのですが、もうそんなことも言ってられないのかもしれません。

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コメント

わっ!きれい^^!

まさに Morning Glory って感じに輝いてますね。

投稿: edc | 2005年9月 6日 (火) 23:34

euridiceさん、さっそくのレスありがとうございます。
(勝手に変な問題なんか作らせていただきましたが・・・)

一応、雨にぬれてもこの色なので、酸性雨に関してはちょっと安心です。

そういえばグレン・キャンベルに(ボビー・ジェントリーとのデュエット)「モーニング・グローリー」という歌がありました。

投稿: TARO | 2005年9月 7日 (水) 00:29

とんでもない話ですな。
まあ小生の中高生時代はまだまだLP1枚買うのも決死の覚悟が要る感じでしたから、FMのみが頼りという感じで、クラスの音楽仲間の間でも「今日はXXの放送があるから先に帰る」で皆納得したものでしたし、小生も親から怒鳴られても食事の時間に一人でFMを懸命に聞いていたものです。今はCDも比較的安く、きちんと聞きたい曲は皆ディスクを買って聴き、FMは適当に「ながら聞き」なのかも知れません。
昔は「NHK洋楽のXXチーフ・ディレクター」とかいう人が、TV・FM番組に時々出て来たものですが、今でもそういうポストが存在するのだとしたら彼等は、閑職に追い遣られているということでしょうか?

仏公共ラジオFranceMusiques(クラッシックが8割)も、80年代の作曲家R・クーリング監督下では、テーマを立てた番組(例えば「モーツァルト・セリアとグリュック」とか)の解説部分が次第に高度化・膨張して、プロデューサー(放送局員ではなく研究者も多い)間の競争もあって、大学の授業みたいな、音楽はお喋りの合間みたいなケースも現われ、「コメントなし」を売り物にした民間クラシック専門局RadioClassiqueに聴取率で遙かに追い抜かれ、物議を醸した事がありました。
90年代初めに監督に就任したC・サミュエル(「メシアンとの対話」「ブーレーズとの対話」の著者)は、それを受け、「聴取者の平均連続聴取時間は30分以内」を根拠に、解説が多くなりがちだった3時間番組を三分し解説を減らしたところ、プロデューサー達はストを打ち、「高度な解説」を愛好していた一部聴取者は、コンサート・ホール前でビラ配り・署名集めに及ぶ騒ぎになったこともありました。
何れにせよ放送局主催演奏会の録音は、基本的にコンサート単位で勿論全曲放送されています。

投稿: 助六 | 2005年9月 7日 (水) 06:21

ちょっとご無沙汰してました~(^^;)
最近TVでもラジオでもクラッシック音楽の番組ってカットが多いですよねぇ。
一昔前は全部放送してたのに。
N響だったら自局のオーケストラですのにねぇ。(--;)
それでもカットしてしまうとは。。。

投稿: YUKI | 2005年9月 7日 (水) 13:09

助六さん

「高度な解説」というのも、それをやめたらビラ配りというのも、さすがフランスというべきか、面白い話ですね。

いまのNHKの役職上、音楽関係の人たちがどのへんに追いやられているのかは、ちょっと分かりませんが、いずれにしても報道中心になってますので、閑職とまではいかなくてもエリートではないでしょうねぇ。

NHKの場合FMでも教育TVでも、高度な解説というのはほとんどなく、ただ「細切れ」にするだけなので、番組の存在意義はなんなのか疑ってしまうのです。

助六さんが日本にいてFMを聞かれていた頃と比べると、放送の文化性みたいなものは、いろんな意味で後退してるんじゃないかと思います。

投稿: TARO | 2005年9月 7日 (水) 15:38

YUKIさん

お久しぶりです。なんだかYUKIさんのブログ、スパムが多くて大変みたいですね。

>最近TVでもラジオでもクラッシック音楽の番組ってカットが多いですよねぇ。

ホントに、やめて欲しいです。
この番組の場合、3時間を各曲の抜粋だけを集めて構成してるわけですが、一方で同じNHK-FMの別の番組(1時間番組)では、チョン・ミュンフンのマーラー3番を『放送時間の都合で』ということで、2週に分けて放送したりしています。
なんとかしろよ!と・・・

N響に関しては、定期は必ず生中継は行われるので、それで全曲は放送してるじゃないかという言い訳は、用意されてると思うのですが。

投稿: TARO | 2005年9月 7日 (水) 15:46

私もこれ、たまたま、聴いていました。このところ、F。M中継のN響をチェックしてない、わが身にとっては、ソリストチェックできて、それなりに得たものはありますが、いつも、しっかり、聴いてらっしゃる方にとっては頭にくるのは、当然です。この、貴重な日曜の3時間。後のアナウンサ-のコメントで解りましたが、N響コンサートにおいで下さい、の一環でしょうね。視聴者の意向を無視した。。。私、当分、足がとおのいていたN響、これからのコンサ-ト、チェックしようと思いましたよ。
でも、TAROさん、その夜の芸術劇場に私は怒りを覚えました。どうして、今頃、今年のウィ-ンフィルのニュウイヤ-なの?もう、キキアキタじゃない?予算の都合なんでしょうけど。。。


投稿: YOKO | 2005年9月 8日 (木) 15:41

YOKOさん

なるほどソリストチェックという聞き方があるのですね。私はわりと生中継の日に留守録して聞いたりしてるんですが、たまたまカヴァコスやフレイレの日は留守録できなかったんですね。それだけに怒り爆発!みたいな。

>どうして、今頃、今年のウィ-ンフィルのニュウイヤ-なの?

これには私もあきれはてました。「視聴者からの要望が多かった」とか言ってましたけど。

投稿: TARO | 2005年9月 8日 (木) 23:48

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