« 図書館にて | トップページ | 揚げひばり/雲雀の歌声~名画と名曲・34 »

2005年10月21日 (金)

無理矢理に標題音楽にする

20051021KoelnJPブラームスのセレナード第1番は良い曲なのに、地味でいまいち人気がないので、標題をつけてみました。

ブラームス作曲 セレナード第1番ニ長調Op.16「川の情景」

第1楽章 モルダウ川の春
第2楽章 ヴォルガ河の夏
第3楽章 間奏曲・1~夜のセーヌ川の船下り
第4楽章 ドナウ河の秋
第5楽章 間奏曲・2~ルビコン川、賽は投げられた
第6楽章 エルベ川の冬、ハンブルクから海へ110キロを下る

トータル・コンセプトは「リヴァー・ランズ・スルー・イット」で。

写真:ケルン市内を流れるライン川と大聖堂

|

« 図書館にて | トップページ | 揚げひばり/雲雀の歌声~名画と名曲・34 »

コメント

え?
先週ケルンに海外旅行じゃなくて出張したのがばれたか?

投稿: Esclarmonde | 2005年10月22日 (土) 00:26

これは膝を打つアイデア! これなら演奏回数も3倍になり、プラハからハンブルクまで「ブラームス・ロマンティック・クルーズ」とか船旅が繁盛してたかもしれませんね。セレナードは、やはり地味ですよね。確かテイト指揮仏国立管とサヴァリッシュ指揮パリ管で聴いたことがあったと思いますが、1・2番どちらだったか憶えていない始末です。1番はエライ長いから2番だったかも知れません。

小生ブラームスは今ひとつ苦手で、緻密な書法で窒息気味になり、私にはちょっと高級過ぎる感じです。敢えて挑発的に言えば、映画音楽に多用される類の結構安手なメランコリー節が、意外な程大胆な和声法を含む濃密な書法で高級感を与えられているフシもあり、ニーチェの謂う「不能の憂愁」に一理ある気もします。そんな訳で寧ろ若い時に書かれたピアノ・ソナタ、第1ピアノ協奏曲などある種の風通しのよさがあるものの方が好きなのですが、若書きでもセレナードはやはりどーも…というのが正直なところです。

標題が敢えて「絵葉書性」を含んでいるところも、小生の謂う「安手メランコリー」にピタリ対応する感もあり納得です。ブラームスはフランスやロシアに行ったことはあるのでしょうか。モルダウ・エルベ沿いのプラハ、ドレスデン、ハンブルクを通過している作曲家を考えてみましたが、テレマン、ハッセとか可能性がありそうな。テレマンはパリには出掛けてるけど、イタリアは知らなそうだし、両人共ロシアまでは行ってなさそうですが。

投稿: 助六 | 2005年10月22日 (土) 10:15

Esclarmondeさん

あ、もちろん存じ上げてますよ。ケルンでホテルがとれなくて、デュッセルから通勤されてたのも。
デュッセルドルフとドゥイスブルクは駅にインターシティのホテルがあるから、ケルンに通うんでしたらインターシティに泊まると便利ですよ。ただし日本のビジネスホテル相当なので、味気ないですけど。

投稿: TARO | 2005年10月22日 (土) 11:42

助六さん

「ブラームス・ロマンティック・クルーズ」ちょっと、素敵かも。船上ではセレナードの他に第3、第4交響曲とか、雨の歌のソナタとか、弦楽六重奏曲とか、「安手のメランコリー」満載の曲だけ流してれば、結構受けそうな企画かと。

私はブラームスが好きなわけですが、性格的にブラームスに近いような気がします。
鬱々とした中から、耐え切れないかのごとくのぞく甘美さが、たまらないのですね。

助六さんの性格は、もちろん私は存じ上げないわけですが、でも、美術に対する嗜好からは、ブラームスみたいなのはお嫌いだろうなというのは、なんとなく感じられなくもないような・・・

ブラームスのパリ旅行とロシア旅行というのは、聞いたことがないから行った事ないのでは。でもハッキリとは分かりません・・・そのうち調べておきます。
ドレスデン、パリ、イタリアだともろにワグナーですね。


投稿: TARO | 2005年10月22日 (土) 11:59

標題一つで聞く側の印象も変わりそうです。こうやって誰かが無理やり標題をつけてあげた方が良かったかもしれませんね。
全ての楽章名が不思議とブラームスらしくないですけど。。

>エルベ川の冬、ハンブルクから海へ110キロを下る
ああ、寒々しい。。ハンブルクから先は、かもめが舞い、巨大な船が行き交い、ほとんど海です。

投稿: フンメル | 2005年10月24日 (月) 19:18

フンメルさん

「ドナウ河の秋」は、多少ブラームスっぽいんじゃないでしょうか。
最初は「ドナウ河の秋~ホイリゲって楽しいな」とつけたんですけど、あんまりかなと思って後半削っちゃいました。(笑

>ハンブルクから先は、かもめが舞い、巨大な船が行き交い、ほとんど海です。

最初はどうして100キロも内陸に入り込んだ街が、港町として発展したんだろうと疑問に思ってましたが、良く考えてみると、車がなかった時代の大量輸送は船でしたから、大型船が航行可能な限り、内陸に作った方が効率が良かったんでしょうね。

セレナード第1番の最終楽章は、頭の賑やかな部分が活気あるハンブルクの港、フィナーレの雄大にひろがる部分が海に出たところと思って、ぜひともお聞きくださいませ。

投稿: TARO | 2005年10月25日 (火) 00:13

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71167/6500851

この記事へのトラックバック一覧です: 無理矢理に標題音楽にする:

« 図書館にて | トップページ | 揚げひばり/雲雀の歌声~名画と名曲・34 »