« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月

2007年1月31日 (水)

PCとCDの話題など ~ニュースの落穂拾い Watch What Happens

20070131windowzzzjp仕事で 新潟に行ってたんですが、なぜかホテルのLANにノートが接続できなくて、2日間更新をサボってしまいました。

ところでその出張のために駅に向かう途中、仙台市営バスに乗ってたら、運転手の方向から焦げ臭い匂いが!
わ?事故?何かが燃えてる?

と思ったら、匂いの方向はわずかに運転手ではなく、その真後ろの席の女の人。しかも焦げ臭い中にほんのりと食欲をそそる香りも・・・
買ったばかりの焼き芋の袋を持ってたみたい。

「ビスタ」、一部ネットバンキングで利用できず(読売新聞)

「米マイクロソフトが30日に発売した新しいパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」を搭載したパソコンで、みずほ銀行や、りそな銀行、横浜銀行など一部のインターネットバンキングサービスが当面、利用できないことが明らかになった。」

またソネットや@niftyなどでも一部のサービスが利用できないそうです。理由は「ビスタの細かい仕様が決まってから準備期間が約2か月半と短く、システム対応が間に合わなかったため」なのだそう。

やれやれ・・・

ちなみに29日深夜というか、30日0時からのWindows Vista の発売、秋葉原では深夜発売のイベントで大盛り上がりだったようですが、IT Media によれば

結局“バブル”だったのか?――Ultimate α、並ばずに買えました

とのこと。

ソニーBMGが米取引委と和解(読売新聞)

「米音楽大手ソニーBMGが販売した音楽CDに、複製防止ソフトを自動的に起動させる機能を組み込んでいた問題で、米連邦取引委員会(FTC)は30日、ソニーBMGがCDの無償交換を行うなどで和解したと発表した。

 和解では、複製防止ソフトを除去する過程でパソコンに不具合が生じた場合などに、同社が1件あたり消費者に最大150ドル(約1万8200円)支払う。

 ソニーBMGは2005年、パソコンによる不正コピーを防ぐ機能がついた音楽CDを1200万枚以上販売した。これについて、FTCは「消費者の同意なしでソフトがパソコンに導入される仕組みで、ソフトを介したウイルス感染の危険性が高まる」として調査を進めていた。ソニーBMGは同じ問題で、全米40以上の州に対し計575万ドルを支払うことで和解している。」

パソコンに不具合って、どの程度の不具合なんでしょうねぇ。
ちょっとOSのリカバリが必要になったぐらいで150ドルもらえるんだったら、無理矢理不具合にする人も出てきそう。まあ、ソニーBMGがあまりにもあさはかだったわけで、こういうのを「いい薬」っていうんでしょうか。

経済的に苦しく…20年間戸籍なし逮捕され発覚夕刊フジ

「昨年10月に未成年者略取などの疑いで埼玉県警に逮捕された同県鳩ケ谷市の無職の男(20)が、両親が出生を市役所に届けなかったため、20年間戸籍がないまま生活していたことが31日までに分かった。逮捕をきっかけに両親が届けを出したため、男は昨年11月に戸籍を取得した。

武南署の調べによると、男は昨年6月、鳩ケ谷市内のスーパーのトイレに四歳の女の子を連れ込み、下着を奪ったとして未成年者略取と窃盗などの疑いで逮捕された。

 逮捕後、男は名前や住所、年齢などを答えたが、鳩ケ谷市に照会したところ、戸籍がなかったという。同署が男の母親(51)を呼んで事情を聴いたところ、『1986年に当時の自宅で出産したが、経済的に苦しかったため、届けを出さなかった』と話した。」

どうして経済的に苦しいと、届け出ないんでしょう?健康保険に加入してれば、出産育児一時金とかが出るんじゃないでしょうか?
あるいは健康保険にも入れないほど苦しかったんでしょうか?でもそれだと病気しても、市販の薬で直してたんでしょうか。保険外診療の料金を払えるとも思えず。

それに届け出なかったということは、学校とかも行ってないんでしょうか?そんなに貧しかったら私立学校に入れる金は無いだろうから、通うとすれば公立の学校なんでしょうけど、役所に出生を届け出てなければ、入学できないだろうし・・・。近所の人たちは不思議に思わなかったんでしょうか?山の中の一軒家に暮らしてるわけでもないでしょうに。

なんか疑問が次々と・・・

とにかく人里離れた所ならともかく、今の日本のそれも都市部で、役所に届けずに、20年間子供を育てることが出来るというのを知っただけでも驚き。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年1月28日 (日)

ニュースのフォロー ~ニュースの落穂拾い Watch What Happens

20070128newsjpいずれも新聞等ですでに報道されていますが、このブログで取り上げたニュースの結末をフォローしておきたいと思います。

1)仙台市の宮城野保健所がHIV検査の結果を誤って伝えたという件ですが、該当者が名乗り出たそうです。
ネットのニュースで見て判ったとのことですが、ちょっとそのショックと落胆は思っても余りありますね。お気の毒にという言い方もいかにも他人事ですが・・・

2)Microsoft の WindowsVista 発売に絡めて、WindowsXP Home のサポート問題についても触れましたが、MSはXP Homeのサポート終了期間を延長することに決めました。
2014年までということになったようです。Homeのほかにメディアセンターエディションも。これは水曜日のニュースでした。(ASCII24)

3)著作権関係ですが、26日にこんなニュースがあったのを見逃してました。

音楽・文芸など17団体、著作権を集中管理(NikkeiNet

「日本音楽著作権協会(JASRAC)や日本文芸家協会など17の著作権利者団体は、協力して著作権の集中管理に乗り出す。著作物の権利者や使用条件のデータベースを作成し、共通のポータルサイトで公開。各団体が個々の著作権者に代わり、使用許諾と使用料徴収も手掛ける。

 早ければ2008年度の稼働を目指し、手続きの簡素化で著作物活用を促す。参加するのはこのほか絵画、写真、脚本、漫画などの権利者団体。」

ああ、いやだ。JASRACがからむということは、そのうち絶対に引用も駄目ということになるはず。
――というか脚本や小説の「使用許諾」で新たな管理が必要なものって、引用ぐらいですからねえ。
一本丸ごとの映画化やドラマ化だったら、別に集中管理しなくてもこれまでも、著作権処理は普通に制作会社・放送局はやってたわけだし。

またTV放送などで小説の一部を朗読したり、新聞記事を引用したりする時などは、出版社・新聞社、あるいは著作者または権利を管理してる会社に申請し、無料もしくは有料(規定の料金)で放送していました。

つまり放送・出版などの場合は、これまでにもしかるべき料金を払っていたわけですから、この一元管理によってこれまでより著作権者の利益が大きくなるということは無いわけです。(逆にこれまで以上の管理手数料をとられて、大幅に減る可能性はある。)

ということは、一元管理によって著作権管理団体の新たな収入増加の標的となるのは、一般人ということになります。
具体的にどうなるかは判りませんが、たとえばホームページにアフィリエイトで本とかDVD、CDなどのタイトルや表紙を載せた場合に(もちろん表紙にも著作権はあります。タイトルはそれ自体にはありません)、アフィリエイトによる全収入の何%を上納せよとかいうことは、決して考えられないことではないでしょう。

注! 失敗してしまいました。本文中に「アフィリエイト」なんて単語をつかってしまったせいで、スパムTBがバンバン入ってきます。申し訳ありませんが、この項目だけTBの設定を外させていただきます。

| | コメント (2)

2007年1月27日 (土)

「蝶々殺人事件」 横溝正史

20070127 赤川次郎さんが登場する前は、日本のミステリーではこの作品がオペラ界を舞台にした推理小説の代表作でした。

この作品は横溝が終戦後すぐの昭和21年(1946年)に発表したものですが、その時点で昭和12年(1937年)に起きた殺人事件を振り返るという構成になっています。

名前からも想像できるようにオペラはプッチーニの「蝶々夫人」。しかし残念ながら特に舞台のシーンなどはなく、ましてや映画「Wの悲劇」などの構成のように、「蝶々夫人」のストーリーを二重構造で劇中劇的に取り入れたりすることもなく、はっきり言って作品はなんでもよかったものと思われます。

蝶々夫人の大阪公演の前に失踪したプリマドンナ原さくらが、コントラバスのケースの中から死体となって発見されます。

この公演は原さくらが個人で組んでいる団体『原さくら歌劇団』が、東京公演のあと、大阪に場所を移して上演する予定のものでした。
やがて容疑者は歌劇団のメンバーなど数人の関係者に絞られます。そして事件を捜査する探偵由利麟太郎の前でまたもや起こる殺人。

横溝がこの作品の背景として設定した昭和10年代の前半という時代は、かつて一世を風靡した浅草オペラはとうに衰退し、個人の有名歌手などが、団体を組んで公演を行うこうした形のオペラ上演が人気を呼んだ時期だったようです。

藤原義江の藤原歌劇団の実質的な旗揚げが、まさに1937年(東京オペラ・カムパニーの名称で。藤原歌劇団という名称での第1回公演は1939年)ですし、当時はこのほかにもいくつかの団体があったようです。

ついでながら戦前からの大スターだった長門美保は、終戦直後の1945年に、後に二期会・藤原とともに昭和の日本オペラ界を支えることになった長門美保歌劇団を設立しています。

横溝は当然そのあたりをふまえて書いている――というか横溝自身まさにその時代を生きていて、リアルタイムで知っているわけですから、ふまえるも何もないわけですが。

(ちなみに音楽好きの方は当然ご存知だと思いますが、横溝正史のご令息が、音楽評論家の横溝亮一さんです。)

横溝正史の小説は、角川が次々と映画化したりして、ブームになったこともあり、私もかなりの数を読みました。
しかしやたらとおどろおどろしい筋立て。前時代的な大仰な表現。台詞の古臭さなどなど、かなり抵抗があり決して好きな作家ではありませんでした。

ところが久々にこの「蝶々殺人事件」を読み返してみたら、不思議や不思議。そんなに悪くないのです。

まず古臭いとおもっていた表現が、まるで時代小説のように典雅な味わいをもって読めるのです。
「つやつやとした血色いい皮膚は、処女のように綺麗であった。」などという文章は、もしいま小説の新人コンクールに出したら、この1行だけで落選間違いなし。思わず笑っちゃいました。

そしておどろおどろしさもかつてほどの抵抗感はありません。(もっともこの「蝶々殺人事件」は本格ものなので、横溝作品の中では猟奇性は最小なのですが。)
横溝小説を上回る猟奇的な事件が、日常茶飯のていで起きていることも、ありますが。

昔私が読んだ1970年代には、まだ時代が近すぎて、古さだけが目立ったのかもしれません。2007年の今、横溝作品がもはや時代物として読めたことに、ちょっと新鮮な驚きを受けました。

見栄えがいいのでこれを貼りましたが、角川文庫のユーズドが71円から出てます。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年1月26日 (金)

あるあるへの抗議1万件

20070126gizan 「発掘!あるある大事典2」の納豆データ捏造事件で、フジテレビ系列への視聴者の抗議・批判の電話が9200件を越えたそうです。
この約1万件という数は、ことの重大さに比して多いのでしょうか?少ないのでしょうか?

最近テレビ局への抗議で話題になったものと言えば、なんといっても紅白歌合戦でのDJ OZMAの裸に見えるボディスーツ事件。
この時はNHKに対する抗議は放送中の集計で252件(11時45分の段階)。放送後、1月10日までだとあわせて1796件の抗議がありました。

昨年8月2日のボクシング、亀田×ランダエタ戦については判定が八百長じゃないのかという抗議や、亀田の対戦相手への態度に対する批判、番組のつくり方への批判などが、翌3日の午後7時までで電話・メールあわせて3万9880件もしくは5万5393件。もしくはというのは当時は情報が錯綜していたみたいで、今検索すると2種類の情報があって、どっちが正しいのかよくわかりません。とりあえず多い方をとってみましょう。

さて、これらの番組の視聴率はそれぞれどのぐらいあったのでしょうか?

問題となった「発掘!あるある大事典2」の1月7日放送分の視聴率は14.5%(関東地区)。

8月2日の亀田×ランダエタ戦は42.4%

紅白歌合戦は後半部分が39.8%

抗議件数を視聴率でわってみましょう。

あるある大事典 9200÷14.5=634.5
亀田ランダエタ 55393÷42.4=1306.4
紅白歌合戦   1796÷39.8=45.1

仮に「発掘!あるある大事典2」を指数とすると、
「亀田×ランダエタ戦」は2.1
「紅白歌合戦」は0.07ということになります。

亀田にかんしては2ちゃんねるでいわゆるマツリになったりして、一人が複数の抗議を行ったことも考えられます。また抗議電話の件数も同じ日数で集計してるのではありません。それにいずれの番組も必ずしも見ていた人だけが抗議・批判の意見を述べたわけでもないでしょうから、視聴率で割るということが意味あるのかないのか、ちょっと分からないですけど。

でもなんとなく示唆的ではあるような気がします。ちょっと考えただけでも、

1)日本人はアメリカ人などにくらべて、裸に対しては抵抗が少ないこと。
2)スポーツに対しては、多くの日本人が「正々堂々」を求めていること。
3)テレビなんてどうせヤラセじゃん、みたいな考えで、最初からテレビには何も期待していない人も少なからずいること。(スポーツの疑惑に対する抗議の半分であることから。)

などなどが浮かんできます。
1と2はいいとして、3は私としてはちょっと困ってしまいます。決してそんなことはないんですけど。

捏造というとどうしても宮城県での前期旧石器遺跡の事件を思い出さざるを得ないのですが、あの事件で前期旧石器の遺跡など、誰も信じなくなりました。
あれを思うと、これをきっかけにテレビ番組全体が信用を無くすんだろうかという、漠とした不安があります。信用は失うのは簡単だけれど、再度築き上げるのには、何年もときには何十年もかかるでしょうし。

写真:銀山温泉の続き

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年1月24日 (水)

アカデミー賞候補決まる、菊地凛子が助演女優賞候補に!

20070124nomineesjp菊地凛子が助演女優賞にノミネート。イーストウッドの「硫黄島からの手紙」は作品賞、オリジナル脚本賞他にノミネートされました。「父親たちの星条旗」が録音、音響の2部門にとどまっています。
最多ノミニーは「バベル」の7部門。ブラピが助演男優賞候補を逃したのが目だちます。

作品賞
「バベル」
「ディパーテッド」
「硫黄島からの手紙」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「クィーン」

前哨戦といわれるゴールデン・グローヴ(以下GG)を制したのは「バベル」。「硫黄島からの手紙」は外国語映画賞にノミネートされるかと言われていましたが、作品賞に。

監督賞
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 「バベル」
マーティン・スコセッシ 「ディパーテッド」
クリント・イーストウッド 「硫黄島からの手紙」
スティーヴン・フリアーズ 「クィーン」
ポール・グリーングラス 「ユナイテッド93」

いくらなんでもこの辺でスコセッシに監督賞をやってもいいんじゃないと、考える人がどのぐらいいるかでしょうか。

主演女優賞
ペネロペ・クルス 「ボルベール <帰郷>」
ジュディ・デンチ 「Notes On A Scandal」
ヘレン・ミレン 「クィーン」
メリル・ストリープ 「プラダを着た悪魔」
ケイト・ウィンスレット 「リトル・チルドレン」

ヘレン・ミレンが最有力なのかな?

主演男優賞
レオナルド・ディカプリオ 「ブラッド・ダイヤモンド」
ライアン・ゴズリング 「Half Nelson」
ピーター・オトゥール 「Venus」
ウィル・スミス 「幸せのちから」
フォレスト・ウィッテカー 「ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド」

フォレスト・ウィテッカーとピーター・オトゥールの一騎打ちということになるんでしょうか。

助演女優賞
アドリアナ・バラザ 「バベル」
ケイト・ブランシェット 「Notes on a Scandal」
アビゲイル・ブレスリン 「リトル・ミス・サンシャイン」
ジェニファー・ハドソン 「ドリームガールズ」
菊地凛子 「バベル」

助演男優賞
アラン・アーキン 「リトル・ミス・サンシャイン」
ジャッキー・アール・ヘイリー 「リトル・チルドレン」
ジャイモン・フンスー 「ブラッド・ダイヤモンド」
エディ・マーフィ 「ドリームガールズ」
マーク・ウォールバーグ 「ディパーテッド」

オリジナル脚本賞
「バベル」
「硫黄島からの手紙」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「パンズ・ラビリンス」
「クィーン」

脚色賞
「Borat」
「トゥモロー・ワールド」
「ディパーテッド」
「リトル・チルドレン」
「Notes on a Scandal」

撮影賞
「ブラック・ダリア」ヴィルモス・ジグモンド
「トゥモロー・ワールド」エマニュエル・ルベツキ
「The Illusionist」ディック・ポープ
「パンズ・ラビリンス」ギレルモ・ナバロ
「ザ・プレステージ」ウォーリー・フィスター

編集賞
「バベル」
「ブラッド・ダイヤモンド」
「トゥモロー・ワールド」
「ディパーテッド」
「ユナイテッド93」

美術賞
「ドリームガールズ」
「The Good Shepherd」
「パンズ・ラビリンス」
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
「ザ・プレステージ」

衣裳デザイン賞
「Curse of the Golden Flower」Yee Chung Man
「プラダを着た悪魔」パトリシア・フィールド
「ドリームガールズ」シャレン・デイヴィス
「マリー・アントワネット」ミレーナ・キャノネロ
「クィーン」コンソラータ・ボイル

オペラの衣裳も手がけ、音楽ファンにも知られているキャノネロは過去に2回受賞、今回が8回目の候補。

作曲賞
「バベル」グスタボ・サンタオラヤ
「ザ・グッド・ジャーマン」トマス・ニューマン
「Notes on a Scandal」フィリップ・グラス
「パンズ・ラビリンス」ハビエル・ナバレテ
「クィーン」アレクサンドル・デスプラト

トマス・ニューマンは8回目の候補ですね。受賞なし。サンタオラヤは去年「ブロークバック」で受賞。

歌曲賞
 I Need To Wake Up 「不都合な真実」メリッサ・エスリッジ
 Listen 「ドリームガールズ」ヘンリー・クリーガー、スコット・カトラー、アン・プレヴィン
 Love You I Do 「ドリームガールズ」ヘンリー・クリーガー、シーダー・ギャレット
 Our Town 「カーズ」ランディ・ニューマン
 Patience 「ドリームガールズ」ヘンリー・クリーガー、ウィリー・リール

GG受賞のプリンスはノミネートされませんでした。

メイクアップ賞
「Apocalypto」
「もしも昨日が選べたら」
「パンズ・ラビリンス」

録音賞
「Apocalypto」
「ブラッド・ダイヤモンド」
「ドリームガールズ」
「父親たちの星条旗」
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

音響賞
「Apocalypto」
「ブラッド・ダイヤモンド」
「父親たちの星条旗」
「硫黄島からの手紙」
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

視覚効果賞
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
「ポセイドン」
「スーパーマン リターンズ」

外国映画賞
「After the Wedding」(デンマーク) スザンネ・ビエール監督
「Days of Glory」(アルジェリア) ラシッド・ブシャール監督
「善き人のためのソナタ」(ドイツ) フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督
「パンズ・ラビリンス」(メキシコ) ギレルモ・デル・トロ監督
「Water」(カナダ) ディーパ・メータ監督

長編ドキュメンタリー賞
「Deliver Us from Evil」
「不都合な真実」
「Iraq in Fragments」
「Jesus Camp」
「My Country My Country」

長編アニメ賞
「カーズ」
「ハッピー フィート」
「モンスター・ハウス」

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月23日 (火)

HIV陽性なのに、陰性と通知 ~ニュースの落穂拾い Watch What Happens

20070123miyaginokujpHIV陽性を陰性と誤通知、検査男性は特定できず

「仙台市宮城野区の宮城野保健所が、エイズウイルス(HIV)抗体検査を受けた男性に陽性だった検査結果を、間違って陰性と通知していたことが23日、わかった。

 保健所職員が、検査機関から届いた検査結果を決裁簿に転記する際に間違えた。検査は匿名で受けられるため、仙台市では検査を受けた男性を特定できていない。厚生労働省によると、HIV抗体検査の結果の誤通知は聞いたことがないという。」(読売新聞)

うわあ。これは酷い間違いですね。
私の住んでいるところがまさにこの宮城野区なんですが、どうなってるんでしょうか。昨年の病院からの新生児誘拐も宮城野区だったし、いやだなあ・・・

1)早期治療のチャンスを逃した
2)陰性ということで安心してしまい、すでに他の人に感染させている恐れがある
――ということが考えられます。しかももう結果(誤)通知から1ヶ月過ぎてますからねえ。

検査機関からきた結果を手作業で写してるというのも、意外すぎて「え?」という感じ。

まずこんな重要な書類を、一人が写しただけで、間違いが無いかどうかチェックもしないで、本人に渡すというのがありえないミス。
それにたとえば検査機関から陰性10人、陽性1人とかのまとめた人数データはこないのでしょうか?それだったらこんな初歩的ミスは起きないと思うのですが。

前にも書いたかもしれませんが、かつてのバケツで核燃料の時に、日本人のレベルがとんでもなく低くなったんじゃないかと疑ったんですが、それ以降次々と日本人の能力の低下を感じさせる事件が起きています。これもそうした例の一つかと思われます。

そろそろこれまでの認識を180°改めて、日本人は世界の中でも能力が低く、見えないところではすぐにごまかし、ケアレスミスも多い国民なのだと自覚し、なんらかの方向転換しないと駄目かもしれません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月21日 (日)

銀山温泉

20070121ginzan1jp山形県に行ってたんですが、午前中で仕事が終わったので、銀山温泉まで足をのばしてみました。

銀山温泉は西瓜の産地としても有名な、山形県尾花沢市にあります。市街地からは相当山奥に入ったところなんですが、それでもバスで25分ぐらい。

銀山温泉の名前の由来はまさにこの周辺の山から銀が採れたから。

奥羽山地のこの辺は、金・銀が出たことで有名で、平安時代に宮城県北部から産出された金が、奥州藤原氏の栄華をささえたのはよく知られています。
それに比べるとこの銀山温泉の銀鉱は、発見されたのがわりと新しく550年前ごろだそうです。1450年ぐらいということでしょうか。江戸時代には幕府直轄の銀山になっていました。

で、その銀鉱で働いていた鉱夫が、温泉がわいているのを発見したという話です。寛永年間ということですから1600年代の前半ということですね。

しかしこの銀山温泉が有名なのは、そんなに遡った話ではなくて、大正時代の建物がそのまま残されていることによります。

それまでは湯治場として賑わっていた銀山温泉が、洪水にあったのが1913年ですから大正二年。
温泉街は壊滅したらしいのですが、その後地元財界の援助で復興し、その時にいまの温泉街の建物が作られたようです。

20070121ginzan2jp木造3階建て、4階建てのバルコニー付きの建物が軒を並べ、当時は相当にモダンな雰囲気だったはずです。
景観はいまもそのままに保存され、ガス塔が燈されて、建物も昔ながらの趣を保っています。

確かにレトロというよりは懐旧と漢字を使って書きたい気分にもなる、この儚げにして心落ち着く日本情緒は、なかなか他には求めがたいもののように思います。

なかでも有名な能登屋は国の有形文化財に指定されています(右上の写真)。

車で行く場合の注意点は天気と道路。山形市内が全く雪がなくて晴れていても、尾花沢近くまで来るといきなり吹雪いてたりします。今年は暖冬で雪も少ないんですが、通常の冬はこのあたりは、凍結と積雪がデフォルトだとおもって良いでしょう。

特に雪道に慣れてない関東以南のドライヴァーは注意が必要です。東北中央自動車道東根インターから国道13号線に出ていったん尾花沢市内に入り、そこから温泉街に向かうというのがポイントです。冬に宮城県から入る峠とかを行こうなんて考えたら、きっと泣くと思います。

公共交通機関で行く場合には、山形新幹線、在来線(奥羽本線)ともに大石田駅で降ります。
駅舎を出て地下道を通り線路の反対側に回ると、バス停があり尾花沢市内経由で銀山温泉までのバスが出ています(尾花沢市営バス)。時間は40分ほど(大石田~尾花沢が15分、そこから銀山まで25分。)

20070121ginzan3仙台からの場合は仙山線から奥羽本線に乗り換えますが、乗り換え駅の羽前千歳は無人駅で近所にコンビニもないので(普通の店はあるみたい)、早朝などは注意が必要です。尾花沢市営バスが結構在来線とうまく接続するようなダイヤになってるので、わざわざ新幹線を利用する必要はなさそうです。

温泉街から離れた高台に瀧見館という旅館があり、そこの日帰り入浴に入ってみました。露天風呂が二つあって、一つは滝を見下ろす絶景のポイントだという話で行ったんですが、残念ながら私が行った日帰り入浴の時間帯は、そこは女性用になっていました。
だからお風呂の写真はあっても、滝の写真はありません。ちなみに能登屋は日帰り入浴はやってません。

で、東北の温泉なんてカテゴリーを作ってみたんですが、第2弾がいつのことになるかは分かりません・・・

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2007年1月19日 (金)

思い出の名盤・3 ~バルビローリのシベリウス3、6番

20070119sibeliusjp何をかくそう――って隠すほどのことでもないんですが、実は私はシベヲタです。
シベヲタと言っても、水野晴郎さんのシベリア超特急ヲタとかではありません(それはシベ超ヲタ)。由緒正しいシベリウス・ヲタなのです。水野先生よりシベリウスがどうして由緒正しいんだと聞かれると困るんですが。

ちょっと脱線しますが、シベリウスとシベリア似てますけども、シベリウスの綴りはSibelius。リはLですが、シベリアの綴りはSiberiaで、リはRです。
もともとシベリアという単語はSiber に場所を表す接尾語の -ia がついたものなんですが、ロシアが征服する前はシビル=ハン国という国があって、そこから来た名前のようです。で、このシビル=ハンのシビルというのはモンゴル語で沼沢地という意味を表すんだそうで、その単語をアルファベットで綴ると Siber ということのようです。

シベリウスの苗字の由来については知らないんですが、シベリウス家はフィンランド人とはいっても、スウェーデン系。つまりウラル語族ではなくて、インド・ヨーロッパ語族ということになるんだと思います。ゲルマン系の苗字なんでしょうか。関係ないですがシベリウスって発音は、二代ローマ皇帝 Tiberius に似てますよね。


それで私がシベリウスを聞くきっかけになったのが、このバルビローリ指揮ハルレ管弦楽団による、交響曲3、6番のLPでした。これを買ったのは、実は他でもない。ジャケット写真に惹かれたからなのです。

LP時代とCD時代の違いの一つはジャケ買いがなくなったことでしょうか。LP時代には結構、ジャケット写真にひきつけられて、どんな音楽かもしらず買っちゃったりしたものでした。
普通に好きな曲を買うときには、なにしろ値段が高かったし、お金もなかったので、本当に欲しいものだけ厳選して購入していたんですが、ジャケ買いのときだけは、それも忘れて衝動買いしちゃうというのは、これいったいなんなんでしょう??(っていうか、だから衝動買いなんでしょうか。)

写真は静かで穏やかな湖のほとりの小さな町の夕暮れ。聞いてみたら特に6番が写真にピッタリの雰囲気で、曲もすっかり気に入ってしまいました。(もちろん実際は逆で、レコード会社は曲にあった写真を選んだわけですが。)。

そのときまではシベリウスは交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲、フィンランディアぐらいしか知らなかったのです。もっとも3曲とも既に大好きな曲にはなっていましたが。

私が聞き始めた頃は、シベリウスの録音に関してはかなり不作で、求められるものが非常に限られていました。
交響曲全集はバルビローリの他は、マゼールとバーンスタインぐらいしかなかったと思います。

カヤヌスやユッシ・ヤラス、シクステン・エールリンクなどの録音はまるで手に入らず、渡辺暁雄さんの全集も店頭ではついぞ見たことがありません。コリンズは前半の曲だけ、ビーチャムはごく一部、カラヤンが逆に一部を欠き、セル、モントゥー、オーマンディなどが2番のみ、ムラヴィンスキーの7番はもう発売されていたかどうか。オッコ・カムが第1回カラヤン・コンクールに優勝してごほうびにベルリン・フィルを振って2番を録音――といった状況。


その後少しして、「クレルヴォ交響曲」の世界初録音で有名になったベルグルンドが、ボーンマスで交響曲全集の録音を開始し、コリン・デイヴィスがボストンでやはり全集の録音を始めました。

そのなかでこのバルビローリの全集は、当時最も正統的なシベリウス演奏と考えられていました。いまはオーセンティックな演奏はフィンランドの指揮者によるものだけという見方が普通で、バルビローリ盤はほとんど省みられることもなくなりましたが。

それにしても今はシベリウスの録音に関しては、実に恵まれた状況になりました。
なんといってもサラステとヴァンスカを筆頭にフィンランドの若手・中堅指揮者の演奏がいずれも素晴らしいですし、ベルグルンドにいたっては録音何種類あるんでしょう?
ヤンソンスやヤルヴィ、ラトル、C・デイヴィスの再録音のようにフィンランド以外の指揮者による全集録音も盛んです。

もっともフィンランドのアーティストによると、シベリウスの音楽はフィンランド語のリズムとわかちがたく結びついているんだそうで、フィンランド語が出来ないと駄目ということになってしまうようです。

さらにベルグルンドはインタビューで「シベリウスの音楽は解釈されなければならない」と述べていて、さらに率直にも「私にも解釈できない部分がある」と語っています。

こうなるとやはり、フィンランド人以外の演奏で、解釈の正当性を主張するのは、なかなか難しいということになってしまうのでしょうか。

こうしたことが理由なのか、あるいは他にも何かあるのか、どうもシベリウスの音楽にはある種の指揮者を寄せ付けないものがあるようにも思えます。

たとえばアバドはかなり広いレパートリーを誇っていますが、シベリウスはヴァイオリン協奏曲しか取り上げていません。(まあ仮にやってもアバドのフィンランディアなんて、かなり盛り下がるとは思いますけどね。)

同様にジュリーニやブーレーズもシベリウスには無縁です。
そして不思議なことにこの3人に共通するのは、ショスタコーヴィチの交響曲も全くやらないということ。こちらも解釈が必要だからでしょうか?

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2007年1月18日 (木)

続・ながら(超恥ずかしいBGM編)

20070118koshijijpそういえば。
昨日の記事についてのコメントで、BGMの話になりましたが、私は昔、もう思い出すだけでも恥ずかしいBGMをつけて行動してたことがあるのでした。

前にもチラッと書いたことがあるのですが、そう。私は昔ウォークマンで音楽を聴きながら――というよりむしろいちいちBGMを流しながら、各地を歩いていたのでした。もちろんウォークマンですから自分の耳にしか聞こえないわけですが、それでもなんとなく映画の登場人物のような気分。

一番恥ずかしいのはやはりヴェネツィアを散歩する時に、マーラーの5番のアダージェットという選曲でしょうか。
でもこれについては一昨年の秋に書きました

あと恥ずかしいのはウィーンのベルヴェデーレ宮殿にマーラーの9番、那覇の国際通りに「サムソンとデリラ」の2幕のアリアとか。

でも、でも・・・。考えてみたら、あったのです。アダージェットより、もっと恥ずかしい選曲が。
それはパリのシャンゼリゼに行った時。ああ、、、どうして私のカセットテープにあんな歌が入っていたのか理解できません。まるで好きな曲じゃないのに。♪オ~シャンゼリゼ~~、オ~シャンゼリゼ~~

| | コメント (17) | トラックバック (1)

2007年1月17日 (水)

ながら

20070117nagarajpながら族という言葉が昔ありました。ある程度の年齢以上の人なら、誰でも知っている言葉ですが、若い人は聞いたことないでしょうか。

音楽聴きながら勉強するとか、テレビ見ながら本を読むとか、とにかく何かしながら別のことをするのが習慣になっている人たち(というか言いはじめは、そんな「世代」)について言われた言葉。

私は勿論「ながら族」なのです。どうしても一つのことに集中できない。かならず2つ以上のことを同時にしないと、物事がはかどらないのです。2つでも駄目で理想は4つぐらい。

ヘッドフォンで音楽を聴きながら、テレビの映像だけみながら、インターネットもやりながら、ポテトチップス食べながら、原稿書きながら、音楽にあわせて歌うたいながら、別の仕事のための資料調べもするなんていうのは、ごく普通。でも皆さんもそうですよね?
ヘッドフォンから流れ出る曲とは全く違う歌を鼻歌できるようになったら本物かとも思いますが、それはさすがに無理っぽい感じです。あ、そうそうデュアルディスプレイにしてからは、これに加えてPCの将棋ソフトまで起動してたりして・・・

当然周りが静かでは駄目で、音楽があったほうがいいし、なければせめて適度な騒音が欲しい感じ。
暗騒音しかない静かな部屋で、たった一つのことに集中しろなんて言われたら、気が変になってしまうかも。

世間でよく言われるのは、本当は集中してない。全部が中途半端になってるはずだ。――とか本当に集中してるのはその中の一つだけのはずだとか。

その種の警告の言葉は所詮、一度に一つの事しか出来ない人が、同時にいくつものことが出来る人種を、理解できなくて発してるにすぎないんじゃないかと思うのです。つまり頭のなかが聖徳太子というか、CPUにたとえたらマルチ・コアなんですね。

ここからはいきなり推測、というよりも想像の世界に入るんですが、頭の良い人、才能に秀でた人というのは、たいがいシングルコアでその代わりクロック数が高い。学者や芸術家向き。
要領の良い人で、出世するタイプの人は、クロック数はほどほどだけど、マルチコア。サラリーマン向き。

あと、どっちも大したことないという感じの人がいて(セレロンでハイパー・スレッディングみたいな)、たまにクロック数高くて、コア数も多い人がいると。(これは同時に複数のことを出来るという意味なので、レオナルド・ダ・ヴィンチやレナード・バーンスタインのようにマルチな才能を発揮する人という意味ではない。)

で、この仮説を誰か立証してくれないかなと思ってるわけです。

ところで「ながら族」という言葉、流行したのはなんと1958年なんですね。あと1年で半世紀!
今はもう完全な死語だろうなと思って、検索したらなんと93、300件も出てきました。驚き。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年1月16日 (火)

ゴールデン・グローブ賞決まる

20070116cocologjpゴールデン・グローブ賞決まりました。
日本がらみでは菊地凛子さんは残念ながら受賞を逃しましたが、外国語映画賞をイーストウッドの「硫黄島からの手紙」が受賞しました。

作品賞(ドラマ)「バベル」
作品賞(コメディ・ミュージカル)「ドリームガールズ」
主演男優賞(ドラマ)フォレスト・ウィテッカー「ラスト・キング・オブ・スコットランド」。変な題名ですがウガンダのアミン元大統領の話だそうです。
主演男優賞(コメディ・ミュージカル)サシャ・バロン・コーエン「Borat」
主演女優賞(ドラマ)ヘレン・ミレン「クイーン」
主演女優賞(コメディ・ミュージカル)メリル・ストリープ「プラダを着た悪魔」
助演男優賞はエディ・マーフィー「ドリームガールズ」
助演女優賞もジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」

監督賞はマーティン・スコセッシ「ディパーテッド」
外国語映画賞 「硫黄島からの手紙」
脚本賞 「クイーン」
アニメ作品賞 「カーズ」
音楽賞 The painted Veil 作曲はアレクサンドル・デプラ
歌曲賞 Song of the Heart 「ハッピー フィート」作詞・作曲はプリンス

ヘレン・ミレンはTVドラマ部門でも主演女優賞を受賞し、二冠に輝いたんですが、面白いことにTVドラマ部門の「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」ではエリザベス一世を演じ、映画部門の「クイーン」ではエリザベス二世を演じています。(関係ないけどヘレン・ミレンってテイラー・ハックフォードと結婚してるんですね。)

なお本日午後3時から@niftyのココログが24時間メンテナンスに入り、TB、コメント等の受付も停止になります。ご迷惑をおかけいたします。
では明日3時以降にお会いしましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月15日 (月)

最近のドラマといえば

20070115dainoharajp木村拓哉主演の「華麗なる一族」の視聴率が、関西地区では30%を越えたとか。(ネットニュース
この時間枠、悲惨なほどの低視聴率にあえいでいたTBSとしてはほっと一息でしょうか。
しかしキムタク主演だというだけで30%もとるんですねえ。

まあそれはともかく。最近のテレビドラマのなかで一番の衝撃といえば、やはり先週の日テレ「大女優殺人事件」でしょうか。

岸恵子、浅丘ルリ子、松坂慶子の三大女優が華麗なる競演。しかも題材はかつてエリザベス・テイラーとキム・ノヴァクで映画化されたこともある、あのアガサ・クリスティ「鏡は横にひび割れて」(映画化名は「クリスタル殺人事件」)。

え?いったい、誰がどの役を?
まあ常識的には、この中ではミス・マープルが岸恵子ということになるんでしょうか。で、リズが浅丘ルリ子で、キム・ノヴァクが松坂慶子。

ちょっとからめ手で松坂慶子がミス・マープル。岸のリズ役で浅丘キム・ノヴァクという線もおかしくはなさそう。

でも・・・期待もむなしくというのか、なんというのか。
松坂慶子は開幕そうそうパーティの招待客として現れて、浅丘リズと仲良くおしゃべりして、あっという間に去ってしまうのでした。

え?どうなっちゃってんの?

そうこうしてるうちにキム・ノヴァク登場。櫻井淳子さんが。
いや、べつに櫻井淳子が悪い女優というんじゃないですよ。でも、いくらなんでも浅丘ヒロインと張り合う準主役としては、貫禄不足でしょ。
で、松坂慶子はもうそれっきり出てこないという・・・あんまりだ・・・。

松坂慶子出演をいっさい宣伝しないで、ザプライズのカメオ出演というんだったらわかりますよ。でもあれだけ松坂登場シーンを使った番宣流してて、このキャスティングって・・・

まあ、ドラマの出来としても酷かったんですが、どうやらこれはドラマじゃなくてコメディとしてみるべきだったんですね。
はしのえみのキャスティングもそれ故だったんですねぇ。ドラマだったら、はしのえみじゃなくてほしのあきにするもんね。(<もっとしません!)

でもってコメディとしてのピークは、日毎にソノコ先生に近づいていなくもない浅丘ルリ子様のメイク落としシーンだったみたい。
クリスティもびっくりの戦慄のミステリー・ゾーンを覗いて見たい方は、こちらのサイトにキャプ画面が。
http://www.geocities.jp/monamour_sub/jyoyu/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月14日 (日)

zzzzzzz.......

20070114dainoharajpあまりにも調子が悪いので、今日からその日のうちに寝て、朝早起きすることにしました。
では、おやすみなさい。zzzzz.....

写真:台原森林公園

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月12日 (金)

話題のスカラ座の「アイーダ」(初日)FMで放送

20070112aidajp14日(日)の午後3時からNHK-FMで。
事件が起きたのは2回目の公演ですが、今回の放送はシーズン・オープニングの7日の分ですので、全幕アラーニャが歌います。
NHKの番組表

私は今回、歌手にはあまり関心がないのですが、非常にテンポがゆっくりだったと伝えられるシャイーの音楽作りに興味を持っています。

なおその前の2時からの「FMシンフォニーコンサート」ではアムランがショパンの1番のコンチェルトを(ダン・エッティンガー指揮東フィル)。こっちのほうが面白いかも。

| | コメント (10) | トラックバック (1)

2007年1月11日 (木)

「ウィーンの血」 エイドリアン・マシューズ

20070111viennabloodjpお正月といえばニューイヤー・コンサート、ニューイヤー・コンサートといえばシュトラウスのワルツということで、「ウィーンの血」を。

この作品は2026年のウィーンを舞台にした近未来ミステリーで、原題は Vienna Blood。
ドイツ語にすると Wiener Blut ですから、つまりヨハン・シュトラウスのワルツのタイトルの英語訳です。作中にもこの曲についての言及が、2回ほど出てきます。

ワルツの方は日本では普通「ウィーン気質」と訳しますが、小説の日本語版タイトルがストレートに「ウィーンの血」となってるのは、単に「ウィーン気質」では売り上げが見込めないというだけでなく、血統・血脈・血縁といった要素が重要な意味を持つ作品だからでしょう。

主人公はウィーンの新聞でコラムを書いているシャーキー。彼は偶然に知り合った男レオが、交通事故で死んだことを未亡人ペトラから聞かされ、事故の調査を依頼されます。ペトラは事故を装った殺人ではないかと疑っていたのでした。

レオがシャーキーに残した謎めいた言葉を手がかりに、調査を始めたシャーキーは、レオとペトラ夫妻が全く同じ父親と母親のDNAを受け継いでいることをつきとめます。

全然関係のない両親から生まれたはずの二人。なぜそんなありえないことが・・・

この作品のテーマは「行き過ぎた生命工学への警鐘」なのですが、それだけならロビン・クックの2番せんじ?――と思えなくもないのですが、そうならずに独自の魅力を主張することに成功しています。

その要因は二つ。

1)2026年という近未来の設定が、いわばブレードランナー的な効果を出していること。それがウィーンという落日の都の魅力とあいまって、奇妙に退廃的な雰囲気をかもしだしている。

2)作者の文章が近未来サスペンスとしてはかなり独特。

「だがやがてヴァイツェンゴルトの小麦ビールの半リットル樽を何杯か飲み干すと、憂いに沈んでいた彼の気分は指数曲線を描いて上昇し、酔眼の快活さに道を譲った。その日の夜が終わる頃にはただその内的興奮だけに支えられ、内臓で泡立三酸化炭素と手を携えた『蛍の光』がぐんにゃりした身体に内圧を与えて、座った姿勢を奇跡のように維持させている状態だった。
 わたしの視覚皮質もそろそろ立体視の基本原理を忘れはじめたころ、いきなり彼がびっくり箱から飛びだすように立ち上がった。」
「暗緑色の安ガラスの向こうを、人生の外洋を進む明かりを灯した遠洋定期船のような彼の姿が、前後左右に揺れながら遠ざかっていった。」
「今日は雪こそないものの、天候は壮大な核の冬を引きずっているかのようだ。気温は零下十度、光は花歯岩のように硬い。細かく砕いた水晶のような霜が荒々しくきびしい明るさをもたらしている。」

隠喩・暗喩・直喩。作者のマシューズはやたら比喩表現の好きな人のようで、しかもこのような文章が全編をおおっています。
ハードボイルドはよく比喩の宝庫などといわれますが、それらが主に読者に的確なイメージを与えるために用いられるのに対して、ここでの比喩表現はむしろ、装飾のための装飾といった趣があります。

そしてこのほとんどクリムト的とでもいいたい過剰に装飾的な文章と、ブレードランナー的な奇妙に退廃的な雰囲気は、この作品になんとも世紀末的な魅力を与えています。

もっともこの「ウィーンの血」がイギリスで出版されたのは1999年(日本語訳は2000年)。まさしく世紀末真っ只中の作品なので、ある意味では当たり前なのですが。

さて文体はともかく、ミステリーとしてはこれはホワイ・ダニット(何故そのような犯罪が行われたのか、理由を追求するミステリ)に分類されます。そしてその結論はかなり驚くべきものではないかと思います。少なくとも私には予想だにできませんでした。
権威あるCWA賞シルヴァー・ダガー賞を受賞していますが、納得です。

なお装飾的な文章が嫌いな人にとって、この作品は相当にウザイものに感じられると思います。そんな方にはあまりお薦めできません。念のため。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月10日 (水)

カルロ・ポンティ死去

20070110pontijpイタリアの有名な映画プロデューサー、カルロ・ポンティが亡くなったそうです。94歳でした。ご存知のように夫人は女優のソフィア・ローレン。
ネットニュース

カルロ・ポンティは1912年の生まれ。1940年代の終わりごろから映画製作を始め、ディノ・デ・ラウレンティスと並んでイタリアの最も偉大な映画プロデューサーとして、世界に名をはせました。

57年には女優ソフィア・ローレンとメキシコで結婚。しかし前妻との離婚を教会が認めず、ポンティは重婚罪で起訴されます。晴れて二人が結婚できたのは66年のことでした。

カルロ・ポンティがプロデュースした主な作品

ローマの女 (1954) ルイジ・ザンパ監督 ジーナ・ロロブリジダ。
(1954) フェデリコ・フェリーニ監督、至宝ともいうべき映画史に残る傑作。
河の女 (1955) モラヴィア原作でソフィア・ローレンはこの作品で一躍スターに。
戦争と平和 (1956) キング・ヴィダー監督、オードリー・ヘップバーンの方。
ふたりの女 (1960) ヴィットリオ・デ・シーカ監督、ソフィア・ローレンがアカデミー主演女優賞受賞。
ローラ (1961) 西城秀樹が主題歌を、、、とかそういうことではなくて、ジャック・ドゥミ監督のフランス映画。日本では90年代になって初公開。
ボッカチオ'70 (1962) マリオ・モニチェリ、フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、デ・シーカの4人によるオムニバス。
禁じられた抱擁 (1963) ダミアノ・ダミアーニ監督、カトリーヌ・スパーク。
昨日・今日・明日 (1963) デ・シーカ監督、ローレン&マルチェロ・マストロヤンニ。
いぬ (1963) ジャン=ピエール・メルヴィル監督、ベルモンド。
ドクトル・ジバゴ (1965) デイヴィッド・リーン監督。最初ポンティはラーラの役にローレンをすえようとして、リーンの拒絶にあった話は有名。「ラーラはコマロフスキーに処女を奪われるんだ。君の奥さんが処女にみえるかね?」
華麗なる殺人 (1965) エリオ・ペトリ監督、マストロヤンニと当時日本ではアーシュラと英語読みしていたウルスラ・アンドレス。
欲望 (1966) ミケランジェロ・アントニオーニ監督、ヴァネッサ・レッドグレーヴとデイヴィッド・ヘミングス。
恋人たちの場所 (1968) デ・シーカ監督、マストロヤンニとフェイ・ダナウェイ。
ひまわり (1970) デ・シーカ監督、ローレン&マストロヤンニ。
砂丘 (1970) アントニオーニ監督のアメリカ進出作品、映画よりもピンク・フロイドの音楽が重要かも。
ポランスキーの 欲望の館 (1972) 日本未公開で、マストロヤンニとシドニー・ローム。ビデオは出たみたいです。ポランスキーとも組んでたんですね。
さすらいの二人 (1974) アントニオーニ監督でジャック・ニコルソンとマリア・シュナイダー。
醜い奴、汚い奴、悪い奴?(1976) エットーレ・スコラ監督で日本未公開、カンヌ映画祭監督賞受賞なのに。
カサンドラ・クロス (1976) バート・ランカスター、リチャード・ハリス、ソフィア・ローレン、エヴァ・ガードナー、マーティン・シーン、イングリッド・チューリン、レイモンド・ラヴロック、アリダ・ヴァリ、ジョン・フィリップ・ロー他出演。
特別な一日 (1977) エットーレ・スコラ監督、マストロヤンニ&ローレン。
ふたりの女  (1989)  ディノ・リージ監督で60年作品のリメイク。ローレンがこのリメイク作でも主演。

ご冥福をお祈りいたします。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年1月 9日 (火)

思い出の名盤・2 ~バーンスタインのラプソディ・イン・ブルー旧盤

20070109gershwinjp前回書いたベームのブラームスは、クラシックにのめりこむきっかけにはなりましたが、それ以前に全くクラシックのLPを買っていなかったということではなく、姉からもらったものも含めて多少はレコードを持っていました。

その中で初めて自分のお金で買ったものが、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人」をA・B面におさめたバーンスタインのCBS盤でした。

「ラプソディ・イン・ブルー」はバーンスタイン自身のピアノでコロムビア交響楽団。「パリのアメリカ人」はニューヨーク・フィル。

ご存知の方が多いと思いますが、コロムビア交響楽団はCBSレコードがスタジオ・セッション用に臨時編成したオーケストラの総称です。
おおむね2つに分類でき、

A)ブルーノ・ワルターのレコーディングのために編成されたオーケストラ。ストラヴィンスキーやロバート・クラフト指揮の録音なども。グレンデイル響を中心に、西海岸のスタジオ・ミュージシャンを加えた編成による。(グレンデイルはロスの北、ハリウッドの隣町で、高級住宅街でお金持ちが多いため、オーケストラも優秀なプレーヤーを抱えているという話。カーメン・ドラゴンがライト・クラシックやポップスを指揮したときの名称はハリウッドボール交響楽団。ただし夏にハリウッド・ボールでサマー・コンサートを行うのはロス・フィルなのでお間違えのないよう。)

B)アメリカのオーケストラはユニオンの力が強く、一部のメンバーだけを起用したレコーディングでも、そのオーケストラの名前を使う限り、オケのメンバー全員にギャラを払わなければならないために、それを避けるため使った名称。
またジョージ・セルが指揮した録音はCBSレーベルがクリーヴランド管弦楽団で、格下のエピック・レーベルがコロムビア交響楽団となっていますが、その実体はどちらもクリーヴランド管弦楽団と言われています。
セルとカサドゥシュのモーツァルトのピアノ協奏曲などは、クリーヴランド管弦楽団のとコロムビア交響楽団のと混在していますが、どうなってるのかよく判りません。後者はまさしくピックアップ・メンバーによるものかとも思われますが・・・。

で、この「ラプソディ・イン・ブルー」に関して、レコード会社側の話を読んだことはありませんから、実際どうだったのか裏は取れませんが、これもおそらくニューヨーク・フィルのピックアップ・メンバーによる演奏なのではないでしょうか。


ちょっと話がずれましたが、それでなぜこのバーンスタイン盤を選んだのかというと、じつはこれが「暮しの手帖」の推薦盤だったからなのです。

当時私の家では雑誌の「暮しの手帖」を購読していて、私はそのうちのレコードの推薦盤を決めるコーナーと、古谷綱正さんの映画評のコーナーが好きで、いつも読んでいました。

レコード評の方は毎回1曲テーマを決めて、入手可能なほとんどの録音を聞いていって、点数をつけ推薦盤を決めるというものでした。
これは、たとえば「大地の歌」ならワルター/VPOのLPと、バーンスタイン/VPOとが両方全く異なる魅力で上下がつけられずともに推薦盤になっていたり、「ジュピター」はワルターのほうがよりモーツァルトのニュアンスを美しくだしているものの、録音も考慮するとやや硬いベーム盤が最高点になっていたりと、わりと音楽雑誌のその手の特集とは違う独自の視点によるものでした。
「暮しの手帖」のメインの記事である、商品テストの手法をレコードに応用ということだったのかもしれません。

「暮しの手帖」の音楽コーナーは、後には黒田恭一さんの担当になりましたが、こちらはクラシックに限らず黒田さん好みのLPを、ラプソディックに紹介していくというもの。黒田さんと感性が一緒じゃないとあまり意味がないし、だいいち「レコ芸」その他ですでに読んだ内容の焼き直しも多くて、だんだん読まなくなってしまいました。

「ラプソディ・イン・ブルー」なんですが、そのときの記事のおぼろげな記憶ですが、『最初に聞いたときは冴えないつまらない演奏だと思った。しかし全レコードを聴いてみて、最後にもう一度このバーンスタイン盤を聞きなおしたとき、この演奏だけが唯一作品の核心をとらえた演奏だと言うことが判った。この曲の本質とはブルーであり、ブルーを表現しているのはこのバーンスタイン盤だけである』というような内容。

中学生の心の中に、マンハッタンのイメージと「ブルー」という単語が思い切り魅力的に映ったのは、いうまでもありません。

バーンスタインはこの後、DGにロス・フィルとも録音していますが、これはなんとなく違和感を感じずにはいられない演奏でした。カリフォルニアの完全に澄み切った明るいブルーと、晩年のバーンスタインの絶望的なまでに暗いブルーとの間に齟齬があったのかもしれません。
やはり旧盤がいいですね。もちろん併録の「パリのアメリカ人」も素敵。

CDではグローフェの「グランド・キャニオン」も一緒になってるのが多いようですが、なかには「パリのアメリカ人」を省いて「ウエスト・サイド物語」を入れる編成にしたヴァージョンもあるようです。

   

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年1月 8日 (月)

家電製品の話題2つ&脳梗塞に関係する遺伝子 ~ニュースの落穂拾い Watch What Happens

20070108hirosedorigif_1今日の仙台は雪。この冬は宮城県はまるで雪が降らず、冬らしくない冬が続いていました。もともと東北の中では1つだけ雪の少ない県なんですが、それにしても・・・。今日の雪も積もる感じではないようです。

暖かくて降らないんだったら、まあいいんですが、寒いだけ寒くて冷たい雨というのは、それはそれできついものがあるんですよね。
まあ雪も2階から出入りするようになったら、ウンザリでしょうけれど。

1)シャープが108型液晶

「シャープは7日、世界最大となる108型の液晶テレビを開発したと発表した。

 今年夏に米国などで発売する。これまで液晶として最大だった同社製の65型を一気に大型化し、プラズマテレビで世界最大の103型(松下電器産業製)をも上回る。」(ネットニュース

松下の103型にも驚きましたが、今度はそれを上回る108型。対角線で5インチ長いということですね。松下は受注生産ですが、AV(オーディオ・ヴィジュアル)雑誌には、誇らしげに見開き2ページの広告が載っています。

どちらの画質がいいのかは、見比べてないのでわかりませんが、どっちにしても買える値段にはなるまではもう少しといったところでしょうか・・・

2)HD-DVDとBDの両用プレーヤーが発売

先日も両規格対応ディスクのニュースが流れていましたが、今度はハードの方です。

「韓国の大手家電メーカー、LG電子は7日、次世代DVDの「ブルーレイディスク(BD)」と「HD DVD」の両規格のソフトを再生できる世界初のプレーヤーを2月上旬に米国で発売すると発表した。

 日本など米国外でも年内をめどに発売する方針だ。」(ネットニュース

ご承知のようにブルーレイは松下とSONY、HD-DVDは東芝を中心として、それぞれ開発が進められました。ハリウッドやマイクロソフトも巻き込んでの主導権争いが繰り広げられていますが、両陣営譲らずどう転ぶのか判らないというのが大方の意見だと思います。

一時、方式統一か?という情報を日経新聞がリークして、期待を持たせましたけれど、結局話し合いはうまくいかなかったというのも記憶に新しいところ。

で、私が言いたいのは、消費者に不便・迷惑をかけるということではなくて(それは言うまでもなく)、日本企業のリードで莫大な開発費をかけて研究・開発され、結局こういうふうに外国企業に漁夫の利をさらわれるんじゃないのかということなんですね。

LG電子は韓国の企業で、日本では家電製品は Samsung ほどの知名度はありませんが、パソコン自作者にはよく知られたメーカーです。
もともとはLG電子はBDグループの一員で、今回も本来ならBDプレーヤーを出すのが筋だったわけですが、
1)結局統一はされずに両方式並立でいくことになってしまったこと、
2)そして消費者の要求を考慮して、
BDオンリーではなくHD-DVDとの両用プレーヤーを開発してきたということです。

なかなか日本の企業だったらこうはいかないんじゃないでしょうか。松下・SONYあるいは東芝にたいする配慮もあるでしょうし。日本企業もアイ・オーやバッファローのようなパソコン・パーツ・メーカーは両方式対応を出すかもしれませんが、自前では無理なのでLGのOEMになるでしょうし。


と、ここまで書いたところで、全然関係ないんですが、非常に興味あるニュースが。

3)脳こうそく発症に関係の遺伝子特定

「日本人の3大死因の1つ、「脳こうそく」の発症に関係する遺伝子を特定したと、九州大学などの研究グループが発表しました。
 脳こうそくの発症に関係すると特定されたのは、たんぱく質のプロテインキナーゼCエータを作る「PRKCH」という遺伝子です。

 この遺伝子を作る塩基にはAAとGA、GGの3つのタイプがあり、日本人の場合、AAの人は全体の3%、GGの人は全体の70%います。

 九大などの研究グループが、福岡県久山町で14年間にわたって調査したところ、AAの人が脳こうそくにかかる人の確率はGGの人の2.8倍も高かったということです。」(ネットニュース

こういうニュースってよく判らないんですよね。数字を発表されると特に。
一見AAの人は脳梗塞にかかると読んでしまいますが、でもAAの人は全体の3%しかいません。
脳梗塞にかかる人が日本人全体の何%なのかはわからないんですが、脳梗塞を含む脳血管疾患で亡くなる人はだいたい14%~19%にも上っています(年齢、男女で異なる)。
ん~難しいですね。AAがかかりやすいんじゃなくて、GGの人がかかりにくいとも読めそうですが?
まあ、いますぐ脳梗塞が予防できるとか言う話ではありませんが、気になるニュースです。

写真:仙台市の広瀬通り。雪はもちろん後付けです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年1月 6日 (土)

思い出の名盤・1 ~ベーム/BPOのブラームス1番

20070106brahmsjp_2先日コメントにも書きましたが、私の親(特に父親)は放任主義の人で、子供に習い事とか、家での勉強とかは、一切させないという考えの持ち主でした。積極的に何か学業に役立つものを買ってくれるということもなくて、子供が自ら自発的に何かを欲しがったり、やりたがったりしたときにだけ、与えるという主義だったみたいです。

おかげで私は、社会人になるまで勉強のノウハウというものも全く持たずに過ごしたので、勉強の仕方というものがわからず、今になってとても苦労することになるのですが。

それはともかく、そんなこんなで親から強制的に何かをさせられる、例えばクラシック音楽を聴かされるというようなこともなかったのですが、なぜか私は音楽が好きだったようです。家に下宿していた会社員の人のレコードを、よく聞かせてもらったりしていました。
色んな曲を聞かせてもらいましたが、運命とか合唱とか月光・悲愴・熱情、あとウインナ・ワルツとか、グリーグやチャイコフスキーのピアノ協奏曲とか覚えています。でも演奏家に興味を持つまでには至りませんでしたが。

――というのは小学生ぐらいまでの話で、中学生になると、興味は真空管とハンダゴテにも向かい、たまたま家にあった壊れたラジオを修理して、聞けるようにしたりしていました。

そんなある日、日曜日の朝だったんですが、その改造ラジオをつけると何かクラシックの曲が流れていました。

曲の途中から聞いた形になりますが、私はすぐにその曲に惹きつけられました。それまでに知っていたどの曲よりも、自分を魅了する何かを持っていることに、すぐに気づいたのです。

おそらくちょうど半時間ぐらいの間、夢中できいていると、突然音楽は様相を変え、目の前にぱーっと雄大な景色が開けていくような、鮮やかな旋律が鳴りだしたのです。

これはいったい何だ!?息も出来ないほど圧倒されていると、曲はやがて終わって、アナウンサーが告げたのは、ブラームス作曲、交響曲第1番。演奏はカール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。

熱しやすく、冷めにくい性格の私は、それからあっという間に音楽に強烈な興味を持つようになり、4つ年上の姉が購読していた「音楽の友」誌を読むようになりました。で、半年後にはNHK-FMのバイロイト中継なんか熱心に聞くようになってたんだから、我ながらすごい急ピッチかも。

ということで、いまでも私にとってブラームスの1番といえば、このベームとベルリン・フィルのDG盤です。70年代に入ってから録音されたウィーン・フィルとのスタジオ録音や、日本公演のライヴなども、今聞くと実に立派な演奏だったと判りますが、当時はBPO盤に比べて、ちょっとかったるいような気がしていました。

70~80年代を通じて、このブラ1の録音に関して「レコード芸術」誌などで評価が高かったのは、ベームよりもむしろミュンシュ指揮パリ管弦楽団のEMI盤だったでしょうか。これも当時は素晴らしい演奏だと思ってましたが、今聴くと果たしてどうか。このミュンシュ盤もそろそろ聴きなおしてみようかなと思っています。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年1月 5日 (金)

Windows Vista は ブエナ・ヴィスタではなさそう・・・

20070105tsurugayajpコンピュータ関連の総合ニュース・サイト PC Watch は年末から休んでいましたが、5日から記事の掲載を再開しました。

しかし・・・なんとまあ、さっそく掲載されたコラムのうちひとつは「うそつきVista」、もうひとつは「Windows Vistaを好きになれない理由」。

やれやれ、発売まで1ヶ月を切って、業界的には盛り上げて当然の新OSなのに、ここまで書かれるとは。

内容はそれぞれの記事をお読みいただくとして、低価格の製品にVistaを乗せて、ちゃんとまともに動くのでしょうか?
メーカーのサポートセンターが24時間稼動になるんじゃないかと、思わず余計な心配までしてしまう今日この頃。

業界ライターからもこんな辛らつな批判が続出するようなOSを、なぜ Microsoft は出さなければならなかったのでしょうか。
答えはもちろん――記事中に指摘があるように――一つは、金儲けのため。もう一つはマックの OS X に遅れを取ってしまったから。

Intel がPentium4 の後継を目論んで出したCPUがことごとく不評で(発熱と電力消費)、ロードマップを大幅に変更して、C2Dを投入せざるを得なかったように、MSがサービスパックではない新たな、もっと軽くてかつエアロが使えるOSを投入してくる可能性はないのでしょうか?独占に胡坐をかいてるMSさんがそんなことをするわけはないでしょうか?

仮にありえたとしても、問題はおそらく延長されるであろう Windows XP のサポート終了時までに、その新たな OS を市場に出すかどうかでしょう。
(98の時のME、SEの駄目さ加減を思い起こせば、中身には期待は出来ないかも知れませんが。)

ユーザー(特に自作ユーザー)にとってはXPを使い続けて、Vistaは完全無視。次世代OSで一気に入れ替えというのが理想なんですが、もちろんそれを許すようなスケジュールを、他ならぬあの MS が組むわけはないんですよね。

写真:穏やかな正月の午後、仙台市宮城野区鶴ケ谷方面のブエナ・ヴィスタ(良い眺め)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 3日 (水)

岩波文庫

20070103iwanamijpasahi.comというか朝日新聞にこんな記事が載ってました。

岩波文庫80年に見る「古典」の変遷全文

ニュースというわけではないので、記事の引用は控えます。リンク先の方でお読みください。

内容は岩波文庫が創刊から80年を迎えたんだそうで、古典の読まれ方も随分変わってきたぞな、もし。――という話です。(ぞなともしは不要。)

かいつまんでまとめると、
1)今は古典が読まれなくなった。
2)著者が亡くなると、本は読まれなくなる。
3)最近は日本文化に関する本や、映画化された作品が売れる。

1は、まあそうでしょうねえ。2はへえ・・・。3の日本文化に関する本というのは、なんとなく判るような気が。

しかし考えてみると、私は岩波文庫というものをほとんど持っていません。子供のころは小説は河出書房新社のグリーン版と豪華版の全集で買ってもらっていたし、哲学がらみは中央公論社の『世界の名著』シリーズでしたし。

岩波というと文庫よりも圧倒的に岩波新書が多かったりします。

80年前の創刊時には23冊が出たそうですが、カントの「実践理性批判」なんかも入ってるようで、戦前の学生たちはこういうのを文庫で真剣に読んでたんですねえ。袴に学生帽、マントなんて姿で。

今は東大以外、大学1、2年生を教養部・教養学部として、一般教養を学ばせるというシステムはとらなくなってるそうですし、高校は日本史が必修じゃないどころか、世界史も必修逃れとやらで教えない。でもって古典も読まれない。これからの日本人はどうなっていくんでしょう。

まあそういう私も、岩波で一番お世話になってるのは、岩波ホールだったりするわけですが・・・。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2007年1月 2日 (火)

夜の初売り ~ニュースの落穂拾い Watch What Happens

20070102ichibanchojpこの題名から風俗系の話題への展開を予想した人はNGです。

今日1月2日は恒例の仙台初売り。早朝からお昼ごろまでが勝負の時間帯なんですが、昨日から頭痛がとれずに、午後まで寝て過ごしたため、すっかり出遅れてしまいました。

夕方に街に出てみたんですが、予想を上回る人出。みんな景気いいんですね。

ところで仙台初売りそのものについては、去年書いてしまって、もうネタがありません。
そこでなんかパッとしたニュースがないかと捜してみました。

AFP通信が伝えるところによりますと、

『ジュネーブでは31日、新年に反対する団体「Fanacon」による2007年反対デモが行われた。Fanaconは新年を間近に控え、「カレンダーを変えず、2007年への突入を阻止する」ことを求めた「議会への嘆願書」の署名を集めた。この活動はフランスから始まったもので、ナント(Nantes)でも同様のデモが行われた。』(ネットニュース

2007年に反対するって・・・。
2006年の13月にしろとでも?

写真:仙台初売りで賑わう夜の一番町

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年1月 1日 (月)

元日

20070101newyeargif

本年もよろしくおひきたてのほど、お願い申し上げます。

 TARO'S CAFE 店主軽薄  ・・・敬白でした。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »