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2007年2月12日 (月)

グラミー賞

20070212mttjpグラミー賞が発表されました。ディクシー・チックスが5部門独占で話題をよんでいますが、クラシック部門はと言いますと・・・

ベスト・クラシカル・アルバムの栄誉に輝いたのは、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団の「マーラー/交響曲第7番」。布施明さんに似てますよね。

オーケストラ曲部門も当然同上の録音。

オペラ部門はオズワルド・ゴリジョフの歌劇「アイナダマール/涙の泉」、ロバート・スパノ指揮アトランタ交響楽団、ケリー・オコナー、ジェシカ・リベラ、ドーン・アプショウ他。(Osvaldo Golijovってアルゼンチンの人なんだけど、本当にオズワルド・ゴリジョフでいいんでしょうか?たぶん全然違うんじゃないかと思うんですが、一応タワーレコードの表記で。)

合唱曲部門はペルトの「ダ・パーチェム」ヒリヤー指揮エストニアン・フィルハーモニック室内合唱団。

協奏曲部門はメシアンの「異国の鳥」、アンジェリン・チャン(Pf) とジョン・マクローリン・ウィリアムズ指揮クリーヴランド・チェインバー・シンフォニー。

器楽曲部門はポリーニのショパン/夜想曲集。ちょっと意外かも。

室内楽曲部門は「親愛なる声」、エマーソン四重奏団。グリーグ、ニールセン。シベリウスの弦楽四重奏曲を集めたアルバム。

小編成アンサンブルの部門はホアン・グティエレス・デ・パディージャの「サン・オブ・ジャスティス」、ピーター・ルーテンバーグ指揮ロサンゼルス・チェインバー・シンガーズ・カペラ。

声楽曲はロレイン・ハント・リーバーソン(合掌)のリルケ歌曲集。

現代曲部門はオペラ部門と同じ。

クラシカル・クロスオーヴァー部門はブリン・ターフェルの「シンプル・ギフツ」でした。

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コメント

常々思っていたんですが、クラシックにおけるグラミー賞の位置づけってどんなものなのでしょうか。
私はグラミー賞にもクラシック部門があることすら長らく知らないでいたので、何かの拍子に(確かショルティだったと思います)グラミー賞○回受賞っていうのを見て、凄いビックリしたんです。
やっぱり米国ではグラミー賞受賞のレコードは、クラシックでも売り上げが伸びたりするのですよね。きっと...

昔は日本のレコードアカデミー賞なんて、物凄く権威のあるものだと思ってました。ホントにマヌケな話ですが。
アレの凄いところは、この奏者のレコードはいついつに受賞しているから今回は見送ったとか、メチャメチャな選考をしていることが誌上に赤裸々に綴られていることだと思います。
その年のベストの演奏を素直に選んでるワケじゃなくて、レコード業界の様々な思惑が絡み合ってるってハッキリ言ってるようなもので、その点はとっても潔いんですけどね... (@_@;)

投稿: tsukune☆彡 | 2007年2月14日 (水) 09:39

個人的には、ハント・リーバーソンのアルバムが入ったのが嬉し哀し、複雑な気持ちです。ここでのピーター・ゼルキン(サーキン)の伴奏も素晴らしいんだけれど、ホントはこれこそ彼女の最後の一枚、Neruda Songをあげてほしかった...。歌詞も曲も歌も、涙なしには聴けない一枚です。

投稿: Bowles | 2007年2月14日 (水) 11:26

tsukune☆彡さん

グラミー賞のクラシック部門のアメリカにおける位置づけについてはよく知らないんですけど、結構海外の音楽雑誌ではグラミー賞何回受賞なんていうのが、演奏家のステイタスとして書かれていたりもしますから、きっとそれなりの権威はあるんじゃないかなと思います。
アメリカの演奏家に注目を集めるという意味でも、世界的な影響みたいなのはあるような気がします。ロバート・ショウが単に自身の名前をつけた合唱団の指揮者から、より幅広いレパートリーを持つオーケストラの指揮者へと(すくなくとも私の)認識をかえたのは、グラミー賞受賞のおかげもあるかなと。

レコード・アカデミー賞は・・・。すでにもう無意味になってるんでしょうね。たしか第1回の大賞が作曲者指揮の「戦争レクイエム」。その後もシェリングの「無伴奏」とか、それなりに納得できるものが並んでいましたが。現代曲や音楽史の部門に音楽ファンの関心をひきつけるという意味でも役割を果たしたかもしれませんね。
でも今はCDの国内盤販売をめぐる状況がすっかり変わってしまって、なんの意味も無いものに・・・

「レコード芸術」は付録のレコード・イヤーブックが欲しいので、1月号だけは毎年買ってるんですが、そうすると必ず本誌の方にはレコード・アカデミー賞の記事が載ってるんです。今年はカイルベルトの「リング」が大賞だったみたいですが、それって・・・

投稿: TARO | 2007年2月14日 (水) 12:13

Bowlesさん

ロレイン・ハントの死はショックでしたね。癌だったんですね。
今回の受賞は追悼としても意味があることだと思いますが、そうですね、遺作があるんでしたらそちらの方が良かったかも。

P・リーバーソンの「ネルーダ・ソング」はまだ聞いてないんですが、ネルーダの詩をもとにした曲集ですよね?捜してみます。

投稿: TARO | 2007年2月14日 (水) 12:24

ロレイン・ハントのNeruda Songsは↓ですよね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JU8HJ2/249-9582791-5246760
在庫あり、24時間以内に発送というので、勢いでクリックしちゃいました。^^;
ロレイン・ハントは、まもなくウィグモア・ホールでのリサイタルCDもリリースで、その中でもご主人の作品を歌っているのですね。
プログラムを見ていたら、「ロレイン・ハント・リーバーソンによる曲目紹介」というのがあって、いったいどんな風に紹介しているのかちょっと興味深いです。

投稿: tsukune☆彡 | 2007年2月14日 (水) 21:06

tsukune☆彡さん、こんにちは。

>ウィグモア・ホールでのリサイタルCDもリリースで、

これはずっと以前BBCから出ていたシリーズの一枚で、私が初めてHuntの名前にLiebersonがくっついていることに気がついた一枚です。

>その中でもご主人の作品を歌っているのですね

今回のグラミーをとったリルケの詩による歌曲集から二曲と、彼女がサンタフェでリーバーソンと知り合うきっかけとなった彼のオペラ、Ashoka's Dreamのアリア一曲を歌っています。

>「ロレイン・ハント・リーバーソンによる曲目紹介」

これって、ライナー・ノーツで、ってことですよね。
私にとってはよくあることなんですが、このCDのライナー・ノーツが行方不明...。

投稿: Bowles | 2007年2月15日 (木) 12:33

Bowlesさん、ご無沙汰しています。^^;
Wigmore Hall Live でリリースされるCDは↓です。
http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=2520742
これを見ていて、なんとなくハントが歌う前に簡単に作品解説をするのかな...なんて思ってたんです。^^;^^;

投稿: tsukune☆彡 | 2007年2月15日 (木) 13:55

tsukune☆彡さん、ご紹介のページ、のぞいてみました。

いやいや、これってライナー・ノーツとかではなくて、ホント、彼女が解説してるんだと思います。

また買わなきゃ...。どうもありがとうございました。

投稿: Bowles | 2007年2月15日 (木) 14:18

tsukune☆彡さん、Bowlesさん

P・リーバーソンの名前を初めて聞いたのは、P・ゼルキンのリサイタルのライヴ録音だったと思いますが、あの作曲家のリーバーソンとロレイン・ハントの名前の後ろに突如くっついたリーバーソンが同一人物だったとは、ずっと気づきませんでした。

ご紹介のネルーダ・ソングの2枚目の写真を見ると本当に仲良さそうで。でもこのHMVの解説によると、妻と子供がいたリーバーソンの離婚とかいろいろ合ったんですねえ・・・

投稿: TARO | 2007年2月16日 (金) 12:36

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