« 坂道のLV | トップページ | アントニオーニも・・・ »

2007年7月30日 (月)

ベルイマン死去!

20070730bergmanjpスウェーデンの映画監督・舞台演出家で映画史に残る巨匠の一人、イングマル・ベルイマンが30日亡くなりました。89歳でした。死因は明らかにされていないとのことです。
共同通信

リンクしたネットニュースの記事はちょっと変で、というか間違っていて、『名監督としての地位を確立した』というフレーズは、『57年の「野いちご」でベルリン映画祭金熊賞を受賞』の後に続くべきものじゃないかと思います。(おそらく海外の通信社か新聞社の記事を訳す時に、間違ったんじゃないかと推測しますが。)

ベルイマンのキャリアについては、昨年「サラバンド」を取り上げたときに、わりと詳しく書きましたので、そちらをご参照ください

アバドが来年マドリッドとバーデン・バーデンで上演する予定の「フィデリオ」の演出に、ベルイマンを招くという話が伝えられていたんですが・・・

ご冥福をお祈りいたします。

|

« 坂道のLV | トップページ | アントニオーニも・・・ »

コメント

ベルイマンの「フィデリオ」ですか。アバドがコンタクトしたのは事実のようだけど、まあ本当に応じることがあったとは思えないし、永遠の幻になってむしろよかったかも知れませんね。

ブーレーズによると、バイロイトの「指環」演出では、まずベルイマンにコンタクトし、続いてピーター・ブルック、さらにペーター・シュタインに声掛けて全員に断られたんだそう。ベルイマンは「ヴァーグナーは嫌いなもんで」と断ってきたとか言ってたような。

投稿: 助六 | 2007年8月 1日 (水) 07:47

助六さん

「サラバンド」の中で、チェロを弾く孫が、ソリストにしたいという父親の期待に反して、アバド指揮のユース・オーケストラに入ろうとするという展開がありました。
タルコフスキー好きなアバドが、ベルイマンも好きと言うのは理解しやすいのですが、ベルイマンの映画にアバドの名前が出てくるというのはあまりにも意外で驚きました。
映画の中では、アバド指導下のオケの活動について、高く評価するような台詞も認められ、あるいは二人は互いに尊敬しあっていた関係なのかもしれませんね。
とはいえ私もベルイマンの「フィデリオ」というのは、想像できませんが。(まあ、1幕の四重唱あたりは、登場人物をリブ・ウルマンやエルランド・ヨセフソンに置き換えて、北欧の光の中で展開する感じだと、ぎりぎり想像可能でしょうか?)

でも「リング」も想像を絶するような。
シェローになったのは怪我の功名(?)だったのですねぇ。

投稿: TARO | 2007年8月 1日 (水) 10:44

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71167/15954075

この記事へのトラックバック一覧です: ベルイマン死去!:

« 坂道のLV | トップページ | アントニオーニも・・・ »