第54回グラミー賞決まる!
現地時間12日、第54回グラミー賞授賞式が米ロサンゼルスにて行われ、アデルが主要3部門を含む最多6部門で受賞した。下馬評通りの“アデル・イヤー”となった今年は、フー・ファイターズが5部門、最多7部門でノミネートされていたカニエ・ウェストが4部門で受賞し、アデルに続いている。(中略)
また、毎年グラミー賞では、この一年に亡くなった人々への追悼も行われているが、今年は授賞式前日に亡くなったホイットニー・ヒューストンさんについて、司会のLL・クール・Jをはじめ、多くの受賞者、プレゼンターが言及。急きょスケジュールを変更して、ジェニファー・ハドソンによる追悼パフォーマンスが行われるなど、会場中のすべての人々が、偉大な歌手のあまりにも突然の死を残念に思っている様子だった。
(シネマトゥデイ)
クラシック関係の受賞だけご紹介します。
●Best Orchestral Performance
ブラームス/交響曲第4番 ドゥダメル指揮ロス・フィル(DG)
マッギガンのハイドン、ヤノフスキのヘンツェ、ビエロフラーヴェクのマルティヌー、そしてアンドリュー・デイヴィス指揮によるヨーク・ボーウェンの交響曲が候補でした。
●Best Opera Recording
アダムス/「ドクター・アトミック」 アラン・ギルバート指揮メトロポリタン・オペラ管他(Sony)
他にマーク・エルダー指揮の「ビリー・バッド」、ハンヌ・リントゥ指揮のラウタヴァーラの「カイヴォス」、ルネ・フレミングの「椿姫」、ビオンディ指揮のヴィヴァルディ「テルモドンテのエルコーレ」 がノミネートされていました。
●Best Choral Performance
エリック・ウィテカー/光と黄金 Light & Gold
エリック・ウィテカーの作品集で作曲者自身の指揮キングズ・シンガーズ他が参加しています。(デッカ)
●Best Small Ensemble Performance
スティーヴン・マッキー/ロンリー・モーテル~ミュージック・フロム・スライド
リンド・エッカート(Vo)スティーヴン・マッキー(G)エイト・ブラックバード(Cedille Records)
エイト・ブラックバードはフルート、ヴァイオリン、パーカッション、クラリネット、チェロ、ピアノの6人によるアンサンブル。便宜上エイトと書きましたが、綴りはeightじゃなくてeighthです。
●Best Classical Instrumental Solo
シュワントナー/打楽器協奏曲 クリストファー・ラム(perc)ジャンカルロ・ゲレーロ指揮ナッシュビル交響楽団(ナクソス)
シュワントナーはアメリカの作曲家で、吹奏の方にはよく知られてる人みたいです。打楽器協奏曲はニューヨーク・フィル創立150年のためにかかれた曲とのこと。
●Best Classical Vocal Solo
ディーヴァ・ディーヴォ ジョイス・ディ・ドナート、大野和士指揮リヨン歌劇場管(ヴァージン・クラシックス)
ナタリー・ドゥセ、アンドレアス・ショル、イアン・ボストリッジ、それにマリアンネ・ベアーテ・キーラントの録音を破ってジョイス・ディ・ドナートが受賞。マスネ、モーツァルト、グノー、ベルリオーズ、ロッシーニ、ベッリーニ、R・シュトラウスの曲がおさめられています。タイトルが《ディーヴァ(女性形)ディーヴォ(男性形)》であることからも分かるように男性のいわゆるズボン役と女性の役を歌っていて、「フィガロ」ではケルビーノとスザンナ、「ティト」ではセストとヴィテリアの2役に挑んでいます。またマスネのシェリュバンとモーツァルトのケルビーノ、マスネのサンドリヨンとロッシーニのチェネレントラ(それぞれ同名のフランス語読みとイタリア語読み)を歌うなど、非常に凝った選曲になっています。
●Best Contemporary Classical Composition
オールドリッジ/歌劇「エルマー・ガントリー」ウィリアム・ボッグス指揮ミルウォーキー交響楽団他(ナクソス)
私はまだ聞いてないんですが、ノーベル賞作家のシンクレア・ルイスの同名の原作による――というかバート・ランカスター主演の映画「エルマー・ガントリー」と同じ題材のオペラのようです。ちなみに映画「エルマー・ガントリー」の方は、音楽を担当したのがアンドレ・プレヴィンで1960年度のアカデミー作曲賞にノミネートされています。
今日は英国アカデミー賞も発表されましたので、日付が変わって明日になったらアップします。
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