パリコレ開幕/常長資料 ~ニュースの落ち穂拾い Watch What Happens
こちらはまだまだ厳しい寒さが続いて、というか冬真っ盛り。寒いのはヨーロッパも一緒じゃないかと思いますが、はやくも来冬のための2012-13秋冬パリコレクションが開幕しました。
世界のファッション動向を占う2012~13年秋冬パリ・コレクションが28日、パリで開幕した。3月7日までの9日間に計95ブランドがショーを披露する。ショーの数は昨年の秋冬(90ブランド)、春夏(92ブランド)を上回り、「パリコレに欧州の経済危機の影響は見当たらない」と主催者。
(共同通信)
現地時間の28日午後から始まったショーの皮切りはファティマ・ロペス。2012春夏に引き続いてのトップバッターです。Google辞書でもファティマと入力しただけで、ちゃんとファティマ・ロペスと予測変換してくれるのだからさすがです。
なお今回のパリコレはプレタポルテ編なので、着れる服だけです(着れない服がいっぱい出てくるのはオートクチュール)。
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国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の日本国内委員会の記憶遺産選考委員会が28日開かれ、17世紀に仙台藩主の伊達政宗がスペインなどに派遣した、支倉常長(はせくらつねなが)(1571~1622年)ら一行に関する「慶長遣欧使節の関係資料」を、日本・スペイン両国政府が共同推薦することを決めた。(中略)
遣欧使節関連では、日本政府が11年5月、支倉に授与された「ローマ市公民権証書」やキリスト教の祭具など国宝47点を単独で推薦することを決めた。これに対し、スペイン側が同年10月、共同推薦を打診。国立公文書館が所蔵する94点を提案していた。
(読売新聞)
スペインにも94点もの資料が残っているんですね。
多分その94点の中に入っていると思いますが、セビリア市に宛てた政宗の書状は仙台市博物館にレプリカがあります。金箔を散らした豪華なもので、これは一見の価値があります。
セビリアは同行した宣教師のソテロの故郷で(正しくはソテロが正使で常長は副使)、政宗は友好親善を図りたいということと今後の使節団の活動への力添えを頼んでいます。
セビリアからマドリードに移動した常長は当時の国王だったフェリペ三世にも謁見し、宣教師の派遣とメキシコ貿易を希望する旨の政宗書状を渡しています。国王宛の書状は私は見たことが無いので、できればこの機会に仙台市博物館あたりで展覧会を開いてくれると嬉しいのですが。
その半月後に常長は王立跣足女子修道院付属教会というところで、国王列席のもと洗礼を受けます。跣足ですからカルメル会修道女の修道院なんだと思います。
常長のキリスト教改宗については、その本当の動機は現在でも謎のままです。
▼キリスト教を信じてなかったけれど務めをうまく遂行するために、こころならず改宗したんだろうという意見もあります。
▼また三善晃さんのオペラ「遠い帆」は詩人の高橋睦郎さんが台本を書いているのですが、高橋さんによれば改宗の動機は分らないが、想像できるのはヴァチカンに代表されるキリスト教芸術や建築のもつ圧倒的な美にうたれたのではないかということです。
私はどちらの意見にもちょっと頷けないものを感じています。うたれたとしたら美ではなくイエスの言葉にではないか、つまり本当に信仰の道に入ったのではないかと考えています。理由を求められると困るんですが。
※画像は使節団が乗ったサン・ホァン・バウティスタ号の復元船。石巻市の半島部にある港に係留されていて、311の津波で外板やマストなどは折れましたが、奇跡的に本体は無事でした。ただし併設されているミュージアムが大きな被害にあい現在は休館中です。
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