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2012年5月18日 (金)

ドナ・サマー死去!

20120518_donna_summer またもやショッキングなニュースです。
Amy Kernsさんからのコメントで教えていただいたのですが、ドナ・サマーが亡くなりました。63歳、癌だったそうです。

1970~80年代に多くのディスコミュージックをヒットさせ「ディスコの女王」と呼ばれた米女性歌手ドナ・サマーさんが17日、フロリダ州の別宅で、がんのため死去した。63歳。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が代理人の話として報じた。70年代のディスコブームが生んだスターとして知られ、米音楽界最高の栄誉であるグラミー賞を5回受賞。ヒット曲に「愛の誘惑」「ラスト・ダンス」など。
(共同通信)

最初、私はドナ・サマーに対して全く興味を持っていませんでした。ジョルジョ・モロダーのディスコ・サウンドに乗った彼女の音楽は、好き嫌い以前の問題として、そもそも私の関心からは遠く離れた場所にいました。

でもまあ名前といくつかのヒット曲ぐらいは耳にすることはありましたが、オーティス・レディングやモータウン系のマーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロスなどが好きだった私には、あまりにも白い(?)音楽に聞こえたのです。

それが一気に関心をもつようになったのは、バーブラ・ストレイザンドの新曲がドナ・サマーとのデュエットと発表されてからです。実は『げげげっ、ドナ・サマーってバーブラとデュエットして釣り合うような歌手だったっけ?』というのが失礼ながら、最初の素直な感想でした。。。

そうして発売されたのが全米1位にもなった「ノー・モア・ティアーズ」だったわけですが、聞いてみたら釣り合うどころか、歌手として凄い能力を持った人だったんだということを、遅ればせながら初めて認識したのでしたのでした。

まあこの「ノー・モア・ティアーズ」という曲自体は長いしうるさいしであまり好きになれなかったのですが、それをきっかけにドナ・サマーのそれ以前のヒット曲をあらためて聞いてみると、意外なことにモロダーのディスコ・サウンドというやつが好きじゃないだけで、ドナの歌声は私の好みにぴったりだったのでした。やはり偏見が一番いけないのですね。

それにしてもマイケル、ホイットニーだけでもはかりしれない喪失感なのに、ドナ・サマーまで逝ってしまうとは・・・

20120518_toramai 宮城県だけですが、19日(土)の午後4時からKHBで中新田・火伏せの虎舞の番組が放送されます。お時間のある方はどうぞご覧になって下さい。たぶん面白いと思います。

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コメント

訃報ブログ縁起になってしまいますが、
フィッシャーディースカウが亡くなったそうです。
改めて喪失感。

投稿: 助六 | 2012年5月19日 (土) 02:10

助六さん

信じられません…いや、信じたくない。
彼の名演の数々を思い出そうとしてるのですが、ショックが大きすぎて思い出すことすら出来ません。なんということ・・・

投稿: TARO | 2012年5月19日 (土) 10:24

Taroさんこんちにわ!
わたしもフィッシャー・ディースカウは長年お世話になって、なにかの度にどうしても思い出してしまう人、寂しくなりますが、多くの録音を残してくれたので、そこでは会えるのだから、悲しまないでご冥福を祈ろう、と自分に言い聞かせているところです。

訃報の記事によると、ドナ・サマーはドイツ語版Hairなんかをやっていたころ、まだディスコクィーンになる随分前は、ウィーンのフォルクスオパーにしばらく出ていたそうです。クラシックの正規の教育を受けていないので、随分いじめられていい思い出じゃなかったようですが。きちんと教育を受けるような境遇で育っていれば、オペラ界でプリマを張っていたかもしれない人かもしれないんだなぁ、と遅ればせながら残念に思いました。

投稿: Kinox | 2012年5月19日 (土) 13:45

Kinoxさん、こんにちは

午前中はあまりのショックで呆然としていましたが、ようやくエッシェンバッハとのシューマンの歌曲をいくつかと、ベーム指揮ベルリン・フィルとのマーラーのリュッケルト歌曲集を聞きました。でも「私はこの世に忘れられ」を聞いてたら、かえって落ち込みが…
なんとか気をとりなおして今日の記事を書きましたが。

ドナ・サマーがドイツ語圏で数年暮らしていたことがあってドイツ語ペラペラというのは知ってましたが、なんとフォルクスオパーで歌ってたのですか!驚き…

>きちんと教育を受けるような境遇で育っていれば、オペラ界でプリマを張っていたかもしれない人かもしれないんだなぁ、と遅ればせながら残念に思いました。

そうですねえ。あの声の美感、声量はいうまでもなく、リズムと音程がビシバシ決まっていく胸のすくような歌は、オペラの世界に進んだとしても成功間違いなかったことでしょうね。常にクールなステージ・パフォーマンスもクラシックに向いてたような。(ジェシー・ノーマンのライヴァルになってたかも)

それにしても2日続けて大物の訃報です。いったい今年はどうなっちゃってることか。

投稿: TARO | 2012年5月19日 (土) 14:26

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